年月日ネンガッピ 写真シャシン 写真シャシン 写真シャシン
7月3日
待機
     

出港予定を延期波浪注意報、2.5m以上、強風の予報港の観天望も良くない、1日中ヨットの中で待機、体がなまる
7月4日
連続待機
     
今日も波浪注意報、屋久島は大雨注意報港に居ても風を感じる連続待機、天気は上天気で暑い、待機場所を捜すコンビニ、スタンド、公園・・・とにかく暑いが、港に居ても風を感じる分過ごしやすいところで皆さん、鹿児島カップが近づいていますが第3レースの要員が少ないです、どなたか応援にきませんか、返信を待っています。
7月5日
3連続待機
公園に出向き手洗いの洗濯センタク
洗濯センタク日和ビヨリ
防舷材兼テーブル、作り直し
5時起床、天候確認、梅雨前線南下、十島、奄美に波浪と雷注意報、降水確率も30%。久しぶりの雨が降るかも、明日はまた梅雨前線も北上すると予報している。この際もう一日滞在しよう。午前中、雨の前に洗濯をしよう、公園に出向き手洗い。流してしまった防舷材兼テーブル、材料を購入し作り直し。午後から中村は久しぶりの床屋へ、刈上げてもらいサッパリ。黒い雲が来たものの結局、雨は降らずに済んでしまった、暑い一日だった。明日は何とか出航したい。まずは宝島まで。
7月6日
宝島へ
メインセールリーフ
5ノット以上をキープ
大きなスイカを切り、満腹だ
5時起床、天候チェック、相変わらず南西の風強し、十島村は曇り、雷注意報も。余裕も少なくなったしとにかく宝島まで移動しよう。6時過ぎ芝田さんが様子を見に来てくれる。お土産に大きなスイカをいただく。6時20分芝田さんに見送られ出航。メインセールリーフ(実質2ポイントリーフと同一)しアップ、万全を期す。ところが港外に出ても風が少ない、白波が見当たらない、予報と違う、そのうちに出てくるさ、リーフはそのままで機帆走、10ノット程度の風で5ノット以上をキープ、充分だ。(写真)8時過ぎやはり風が上がり出した、天候も雲が多い、目標の北方向は特に多い。今までの真夏の天気が一部崩れだした。その後風はさらに上がり時には20ノット超、平均17ノット程度、アクセルを落とし6ノット台をキープの機帆走、順調である(写真)。8時間、14時頃には到着するだろう。途中、いるかの群れに遭遇、カメラに撮れなかったが、かなりの群れだった。宝島に寄ってから逆潮に捕まったが、14時20分、無事宝島に入港、前回と同じ岸壁に舫いを取り一服、いただいた大きなスイカを切り、4分の1で充分、満腹だ。(写真)天候は完全に曇り、山に掛かる雲も前回に同じ、梅雨空だ、その分暑さも少なく過ごしやすい。一服してから行水、気持ち良い、洗濯物を干し一服。今回は風がやや西に寄っているのか係留するヨットに強い風が当たっている。波は無いが風の音が気になる。
7月7日
中ノ島あきらめ
悪石島へ
宝島の朝
高いうねり、島は悪石島
港内は静か、堤防には高いしぶき
5時起床、天候はどうだろう、観天望は昨日とぜんぜん変わらず、風強く曇り空。予報の確認もさして変わらず、十島は雨はなさそう。熊本、鹿児島が大雨予想。6時予定通り、舫いを解きセールアップ、ワンポ。(写真、宝島の朝)6時10分、出港、沖堤に徹夜組のつり客が何人もいる、釣れたのだろうか。今日は中ノ島まで行きたい、風は20ノット近い、コースは30、マラン、走らせにくい。風があるのにスピードに乗れない、波に乗れない、リーフの所為か?7時半、子宝島西を通過、風はさらに強くなり22ノット、やはり走らせにくい。こんなことが8時間も続くかとイヤになる、目的地を短縮し悪石島に変えよう。タックで変更、やはりマラン、走りにくいが風がさらに上がりスピードも少し上がった。(写真、リーフしたメイン、高いうねり、島は悪石島)風は最大で31、平均25ノットが1時間は続いた。波も3m以上である。10時、悪石島の手前、フェリートシマと勝ち合う、フェリーを先に入港させてから我々も入港、港内もかなり荒れている、10時20分、フェリーの横を抜け漁船溜りに、ここに入ると急に静かになる、さすが港である。それでも今回は前回よりうねりが影響しヨットのゆれが止まらない。(写真、港内は静か、堤防には高いしぶきが)ヨットを片付けてホ!!今日も潮をかぶり、水道でまずは行水と洗濯、昼食はラーメンで簡単に済ませた。石原さんの提案で今日は民宿、浜辺に素泊まりをお願いできた。実は浜辺は昨日まで釣り客で満室、奥さん疲れて寝ていた。食事の用意がしたくない。17時前、早い夕食、冷麦を済ませてから民宿に移動、まずはお風呂で身体を洗いサッパリ、クーラーの効いた部屋で一息、ホ!19時頃、お茶に誘われ夫婦と向かいの兄さん、5人で談笑、焼酎をいただき、つまみもいただきいろいろな話を・・・・・・
7月8日
中ノ島へ
民宿ミンシュク浜辺
フェリーとしま、後方は悪石島
諏訪シマの北端
6時起床、天気予報を確認し、カップラーメンの朝食。天気は曇り、海は昨日と違い落ち着いている、7時には民宿をあとにしてヨットへ、出港の準備。(写真、浜辺のご夫婦)今日はリーフを解いてセールアップ、7時半、出港、港口右の浅瀬を避け早めにタック、沖に出てからもう一度タック、今日の目標中ノ島へ、コースは40、風は南西15ノット程度、岬を過ぎると悪い波も収まり6ノット程度のスピード確保。諏訪之瀬島への中間ほどでフェリーとしまに追い越される(写真、後方は悪石島)。フェリーはスピードが20ノット程度は出ているようである。10時、我々が諏訪之瀬に近づいた頃には、次の平島に向かっていった。諏訪之瀬島は現在の日本の中で最も活発な活火山の一つだそうですが、今日も雲で全容を見せてくれません、それなりに高い山なのでしょう(写真、諏訪瀬の北端)。
中ノ島で
くつろぐ
第一ヨットハーバーに無事着岸
寄付金名簿が掲載
野菜炒め、奴豆腐、ハンバーグ
諏訪之瀬を過ぎてから一時、風が10ノットを切ったが、また盛り返し吹いてくれる。かなり視界が悪いのか目標の中ノ島が中々見えない、途中、NTTの作業船と行き会う。次の作業場所諏訪之瀬に移動していくのだろう。11時半、中ノ島に近づくとフェリーが先に入っていく、我々はその頃から逆潮に捉まりスピードが乗らない、マイナス2から3、強い潮だ。12時半、ようやく入港、中に入れば静かな港、ありがたい。港には誰も居ない、前に聞いた話で入口近くの漁船に横抱きさせてもらい様子を見る。(写真)一段落した頃、漁師さんが立ち寄ったので確認、やはり今日の移動は無いようだ。軽い昼食後、西温泉に、誰も居ない、ゆっくりと浸からせてもらう。いい湯だ!!(写真、先回の寄付金名簿が掲載されていた)帰ってから前回捕まえた針千本を探すが見つからない、今日はケンケンにも掛からず食材不足である。夕食は野菜炒め、奴豆腐、ハンバーグ。
7月9日
トカラ列島さらば
トカラ列島、口之島北端
梅雨が明けたような空に
イルカを撮った写真のはず
4時起床、まだ暗い、星が見える。天気予報の確認、くもり、6m程度、良し。朝食の準備、明るくなってから出よう、5時、ようやく明けて来た。5時半、出港、相変わらず港口は波が悪い、おまけに潮も逆潮、マイナス1から2。6時半、ようやく中ノ島から離れた、次は口之島、波は落ち着いた。7時半、口之島、ゾウ岩沖、2時間で10マイルしか走っていない、潮が悪い。7時45分、北緯30度ラインを通過、トカラ列島から離れだす。(写真、口之島北端)10時、走行距離23マイル、屋久島灯台まで22マイル、約半分走行できた。空は薄曇り、入道雲が西側にできている、梅雨が明けたような空になった(写真)。11時過ぎ、昨日に続きイルカの群れに遭遇、写真を撮る努力をするが、難しい。(写真、イルカを撮った写真のはず)
屋久島は
梅雨明けか
梅雨明けの屋久島、一湊沖
コインランドリー、空を見てください
自転車で楠川温泉。5km、30分、
13時半、屋久島灯台沖、走行44マイル。14時頃から南の風が強まる、7ノット台が出るように、天候は完全に安定、予定通り、梅雨明けの屋久島に戻れるようだ。(写真、一湊沖)15時半、宮之浦港前、16時前接岸、奄美であった東京のボヌ−ルが先客で居る。ほかに愛媛の花丸も、さっそく笠井さんがバイクで、再訪の挨拶、奄美の黒砂糖をお土産に渡す。ヨットを整理し、コインランドリー(写真、空を見てください)へ、乾燥機を使いしっかり乾燥。その後私は自転車で楠川温泉(写真)へ、5km、30分、期待したとおりの温泉だが、なんせ遠い、往復でくたびれていては効能もいかがなものか。夕食は外食、先回と同じ潮騒、中々美味しい、今日は飛魚のから揚げもいただいた。今晩はヨットの上が非常に過ごしやすい、気持ち良い爽やかな風が通り最高の夜、デッキの上でパソコン操作、今までの記録を整理、登録作業に追われている。
7月10日
山川港へ
佐田岬とトッピ−
開聞岳とタンカー
50cm級ソーダカツオ
5時起床、2艇はもう出港した。天気は良さそう。6時、漁協のトイレを借用、朝食はパン。6時20分、笠井さんの見送りの中、出港準備。6時半、出港。風弱く、晴れ。目標は山川港、大隈海峡横断、コースは15,47マイル、横流れがありヘディングは0度。9時半、硫黄島、竹島の東沖、南西の風が上がり順調に滑っている。10時、大隈半島が見えてきた。10時半、開聞岳らしきものも見えてきた。11時、走行距離30、残り17マイル、順調だ。11時半、佐多岬通過、錦江湾に入る。行き会う船も多様化してきた、フェリー、トッピ−の他にタンカー、タグボート、コンテナ船、・・・・・(写真、佐田岬とトッピ−)昼食はパン、冷えたりんごジュース、フルーツゼリー、美味しい。12時過ぎ、先行したヨット2艇に追いついた。開聞岳が近いが頂上は雲で隠れている。(写真、開聞岳とタンカー)13時過ぎ、久しぶりのヒット、50cm級ソーダカツオ、ヤッター、今日は宴会ができる。14時前、山川港沖、14時10分、一番奥の桟橋に横付け、GSで確認、片側は監視船が係留するが内側は大丈夫、良し。
山川は
雨になった
雨の強さが分かるかな
ボヌ−ルと花丸
ホーネットは桟橋係留
14時半、片付けたあとにポツポツ、雨だ、慌ててテントを張ったとたん土砂降り、すごい雨と雷、係留後でよかった。(写真、雨の強さが分かるかな)釣れたかつおを捌き宴会の準備、刺身と潮汁、照り焼きは明日に残そう。ボヌ−ルのコクピットで花丸とホーネット、3艇、5人で談笑、途中雨が強くなりサロンに移動、沖縄、奄美、トカラ、屋久島、各地のそれぞれの体験をもとに・・・・・・(写真、ボヌ−ル、花丸・右)クルージングは厳しいことも色々有るが、それもまた楽しいということ、滞在先での触れ合いが楽しかったことが共通の話題に多く上がった。我々には久しぶりの雨、今夜はゆっくり寝たい。(写真、桟橋係留)
7月11日
台風対策
漁港ギョコウナイ移動イドウしロープを
花丸ハナマルにて
ボヌールの二人フタリ
4時、雨で起こされた。すごい雨、滝の中に居るような感じ、この雨6時過ぎまで続く。天気予報を確認すると10時頃までは厚い雨雲、午後は降り止みそう。鹿児島への回航は今日は止め、明日に延期しよう。台風の進路予想は14日に鹿児島、その後やや東に変更する予想に、でもレース実施は難しそうだ。午前中にレース委員会に電話し様子を確認すると、今夜に最終決定会議を開催する、その後各艇に電話連絡してくれる。中止が決定された場合、係留桟橋は即日撤去、県外艇は各自係留対策を検討してくださいとのこと。係留受入施設が確保されていないなら鹿児島に回航しても意味が無い。台風避港ならここ山川港が一番、ホーネットが係留中の桟橋は大型船が係留するので移動が必要。ボヌ−ル、花丸は船溜りの中に居る、この横に移動が最良、昼食後移動することに決定。地元の小型船がロープを張り出した、もう台風が過ぎるまで出られない覚悟でこのロープの内側に移動せねばならない。漁師の了解を取りながらロープ作業、完全では無いが対岸から2本取れた、場合に寄れば増しロープすれば良し、一段落。(写真)姫路のカロリーナが屋久島から回航してきた、すごい雨と風だったそうだ。明日鹿児島へ回航、我々の移動後の桟橋に係留した。夕方、ボヌ−ルにお邪魔し3艇で談笑、その後花丸に移動しさらに談笑、気持ちよくなりおいとま。(写真、花丸内にて)夜、レース委員会からレース中止決定の電話、やっぱり・・・、ホーネットは山川で台風避港できるようにしたので・・・、みんなに連絡しなければと思うが、今日はもう寝よう。
7月12日
レース中止、
山川待機
錦江湾入口が一望
峠を越えると開聞岳が目前に
海岸には砂むし風呂
6時起床、レース中止連絡を開始、7時、カトリーヌが鹿児島に向けて出港した。今日一日どうしようか、曇り空で落ち着いている。これから漁船の移動があるかもしれない中、留守にするわけには行かないだろう、一日中待機せざるを得ない。昼食後、自転車を取り出し観光に、山川地熱発電所とヘルシーランド、6km程度。1kmも行くと急な坂道、中々きつく長い、自転車を降りて押して歩く、1km以上は押しました。坂の途中で錦江ワン入口が一望(写真)、曇り空、風は無く穏やかなものだ、峠を越えると開聞岳が目前に、残念ながら頂上は雲で見えない、その下に目標の地熱発電所が見えている。(写真)下り坂を一気にと思ったが、上がったり下がったりヘルシーランドへ、この一角の露天風呂をと思ったが本日休館日、となりの海岸には砂むし風呂が、(写真)ここを覗いてから地熱発電所へ、やはり上がったり下がったり、開聞岳を目前の野原の真中にありました。
山川観光
地熱発電PR映画の一部
温泉のあと、づけ茶漬け
カラオケに行こう
冷たいお水をいただき発電所PR館を見学、火力、原子力、地熱発電の仕組みと特長を確認できました。(写真、PR映画の一部)このあとヘルシーランドに戻り大浴場へ、気持ちよく温泉に浸かりリラックスできました。温泉のあとはお決まりの生ビールをグイット、づけ茶漬けもいただきました。(写真)帰りは途中から雨が、坂道をゆっくり登りながらエッチラオッチラ、帰りのほうが楽でした。夕方、ボヌ−ル・コクピット、3艇で談笑、調理の話が盛り上がりました。今晩はカラオケに行こうと田中艇長の要望で出かけました。スナックゆき、それぞれ持ち歌を披露、楽しい夜でした。(写真)
岸壁対策
岸壁への移動方法バウから脚立で、踏み板を渡し、干満カンマンわせていろいろな渡り方を経験しました。
7月13日
台風対策
対策後の3艇
岸壁からの増しロープ
最後はゴムボートで
朝から台風対策、増しロープの張り方、色々工夫、東側が陸側岸壁、西側が堤防、漁船は陸側に槍付け、堤防から増しロープをしている。ヨットは漁船のともからロープを取りバウロープとしホーネットはWで3本、1本はマストに取った。スターンを堤防から左右に3本ずつ、固定してからはゴムボート(ボヌ−ル所有)で下船、午後には民宿に移動、一段落です。台風の進路が昨日より西に、鹿児島直撃の予報、勢力も一段と強くなっている。台風に強い港ではあるが、直撃ともなればどうなることやら、できるだけのことをやって後は待つだけである。写真、対策後の3艇、岸壁からの増しロープ、最後はゴムボート。民宿でヘルシーランドまで送迎してくれる、揃って温泉と夕食に、生ビール、かつお、きびなご、さつま揚げ、豆腐、・・・長崎ちゃんぽんと皿うどんでしめ、美味しかった。
7月14日
台風直撃
民宿ミンシュク待機タイキ
落ち着いた状態
朝食時、テレビ画像
6時起床、ヨットの状況確認に、潮は大潮の満潮、堤防一杯まで上がっている。雨はたまにの程度、風は山の影響でか、かなり息をしている、常にはバウロープは緩んでいて、たまに吹き抜ける強風時は傾きながら耐えていて落ち着いた状態である。(写真)台風の最接近は昼頃、枕崎に向けて進んでいる、直撃は避けられないだろう。今日は時たま巡回しながら通過するのを待つのみである。(写真、朝食時、テレビ画像)昼前に巡視、漁船から岸壁に結んだロープの一本がホーネットの下にくぐりキールに掛かってしまったようだ、現状は特に問題ないが風が変わってからが???昼食は民宿MoMoのご好意でラーメンとおにぎり、美味しくいただいた。民宿でインターネット接続できる予定だったが、繋がらない、たまにアンテナ表示されるときがある程度、電波が非常に弱い、あきらめました。
台風の
目に入った
地鶏の刺身、焼酎で盛り上がり
民宿のご夫婦揃って談笑
吹き返し後の落ち着いた状態
13時前、急に静かになる、外に出ると曇ってはいるが風は無くなった、台風の目に入った、異常な静かさだ。これなら作業できる、キールに掛かったロープを外すなら今だ、救命胴衣を着込みヨットに泳いで渡り作業。掛かったロープは中々外れない、ロープをビットから外し引きなおし、ようやく修正、13時40分作業が終わった頃、吹き返しが始まり強い雨も、ヨットから引上げ民宿へ、ホ!午後は、民宿のご夫婦揃って談笑に、薩摩地鶏の刺身、焼酎で盛り上がり、(写真)台風のことを忘れてしまう。ホーネットが台風直撃の中、色々な方からご心配の電話をいただきました、ありがとうございました。台風は大隈半島に上陸、山川をかすめて東に抜けました、大過なく終わろうとしています、ありがとうございます。(写真、吹き返し後の落ち着いた状態)追伸、民宿MoMoは5名までの素泊まり民宿、家族揃ってのもてなしがうれしい宿です。山川お寄りのときはぜひご利用を、0993-35-3206です。http://www15.plala.or.jp/momoya/
7月15日
台風一過
仲間ナカマが到着
流しそうめん
牧聞神社
6時起床、台風は紀伊半島に上陸、東海地方の南沖を通過予定、こちらはもう西の風、晴天、午前中に片付けて今後の計画を再検討する予定。朝食前に、ロープの整理、朝食後本格的に整理。ヨットを岸壁に横付け、船内の湿気た物を甲板で天日干し、メインセールの取り付け・・・高橋、十八日が11時前に到着、手伝ってもらう(写真)、午前中に作業は終了。午後は民宿の車を借用しみんなで観光、池田湖、唐船峡、流しそうめん(写真)、牧聞神社(写真)、・・・
最南端観光
最南端の西大山駅
ヘルシーランドの露天風呂
夫婦を招待しヨットでバーベキュー
開聞岳、最南端の西大山駅(写真)、長崎鼻、最後にヘルシーランドの露天風呂(写真)、天気良く最高の景色、屋久島は見えないが大隈海峡が一望、こんな景色の良い露天風呂は初めてだ!!!!夕方、民宿モモのご夫婦を招待しヨットボヌ−ルでバーベキュー、盛り上がりました。モモからはかつおのたたき、イモかりんとう(奥さん特製)他が持ち込まれ食材は豊富、飲むは食べるは楽しい限り、日が沈むとさらに雰囲気も上がり、最高(写真)。今日も一日楽しかった、
MOMOの
紹介
素泊まり民宿MoMo家族が素晴らしいですMoMoは5名までの素泊まり民宿、家族揃ってのもてなしがうれしい宿です。山川お寄りのときはぜひご利用を、希望すれば朝食も用意してもらえます奥さん特製のイモかりんとうは絶品です予約はインターネット、でどうぞ、電話は0993-35-3206です。http://www15.plala.or.jp/momoya/<>.jpg
7月16日
屋久島の
予定が・・・・
開聞岳の沖
35cm級のゴマサバ
2匹目は30cm級のソーダカツオ
5時起床、雨がいつきてもおかしくない空模様、天気予報チェック、曇り、西の風5m程度、今日の予定は屋久島、この予報なら大丈夫、6時に民宿を出てヨットへ。他の2艇も出港準備中、こちらは西から北上の予定。6時40分舫いを解き出港、7時には港口に出た。風は南系、コース180の維持が一杯、スピードは上がらない。視界悪い。8時、波にたたかれながら再検討、この風、コースでは8時間は無理、10時間??楽しくない、目的地を変更しよう、タックし西に変更、枕崎では近すぎるので野間岬の野間池港を狙うことにした。9時過ぎ、開聞岳の沖(写真)、ここでヒット、35cm級のゴマサバ、ヤッター!!!早速捌き、半身を残し刺身でいただく、美味しい。(写真)11時半、枕崎、立神瀬の南沖、視界が悪くかすかに見える。12時過ぎ、先行2艇に追いついた。坊の岬を3艇揃って回航する。14時半、野間岬通過、2匹目は30cm級のソーダカツオがヒット(写真)、
野間池港、
笠沙恵比寿
2艇が笠沙恵比寿桟橋に横付
温泉へ
えびす市場で宴会
15時、野間池港口着、ホーネットとボヌ−ル2艇が笠沙恵比寿桟橋に横付け。花丸はさらに北上していった。ここ笠沙恵比寿は海の博物館、温泉、宿泊施設も併設されている。サバの刺身をいただいてから温泉へ、その後えびす市場で宴会、貝、エビ、干物を炭焼き当然生ビール、地元の漁師さんも隣で盛り上がっていた。
7月17日
こしき島へ
ソーダカツオ30cm超
カツオ刺身を肴に昼食
玉垣に鹿の子ゆりが満開
5時半起床、曇り空天気予報を確認、雨はなさそう、西の風、ありがたい朝食後、7時舫いを解き、ボヌ−ルと分かれの挨拶、お互いの安航を祈る。コースは340、28マイル、昼頃には甑島(こしきじま)に到着の予定。9時半、ケンケンを流しているがヒットしない、走行、13マイル、約半分の行程だ、視界悪く何も見えない10時半、ソーダカツオ30cm超、ヒット(写真)12時、里村港口着、先回と同じ岸壁に横付け。クーラー不良、冷えたビール他を購入、カツオ刺身を肴に昼食、美味しい。(写真)中村は一昨日からひざが痛むので休憩、他の三人はそれぞれ島内散策に出かけた。武家屋敷跡の玉垣、前回には無かった鹿の子ゆりが満開、一段と風情が増した。(写真)
居酒屋、漁火
炭火できびなご、豚肉、地鶏肉を焼き、
刺身とあわび、焼酎飲み放題
居酒屋、漁火
夕方、里交流センターで温泉に浸かった後、ビールを飲みながら大相撲観戦、琴光喜の10連勝を喜んだ、その後、夕食を兼ねて居酒屋、漁火へ。料理はお任せ、炭火できびなご、豚肉、地鶏肉を焼き、刺身とあわび、焼酎飲み放題。この時、三人で今回のレース不参加が不完全燃焼で話題沸騰、高橋は座間味レースに自艇での再参加が是非したい、誰が回航するのか?等々話題が弾み来年是非再挑戦しようと三人の意見は一致、他のメンバーの説得、回航時期、回航メンバーの調整をハウステンボスまでに再検討をしたい。気持ちよくなってヨットに帰る、高橋はその後一人でスナックへ楽しんできました。
7月18日
高橋、十八日
帰る
霧のため高くなってからの朝日
一人ヒトリは高速船
もう一人ヒトリははフェリー
6時起床、漁船の引き波で起こされた。霧のため高くなってからの朝日。(写真)朝食後、高橋、十八日の二人は下船の準備、ここ甑島から串木野へ船で渡り鹿児島へ行く予定。9時過ぎの船、十八日は高速船(写真)で他の港を経由してから串木野へ、高橋はフェリー(写真)で直に串木野へそれぞれ違うルートで出発した。
こしき島三島の
クルージング
中甑島南沖にて
歴史民族資料館
モリ進一シンイチおふくろさんの碑
ホーネットは甑島3島のクルージング、中甑島を越え下甑島へ、鹿島、長浜を越えて手打港へ13時に到着、接岸。(写真、中甑島南沖にて、天幕を張り機走)昼食後、島内の散策に、武家屋敷通りをとおり郷土館、歴史民族資料館へ、古い民家と歴史資料。(写真)帰り道でおふくろさんの碑(写真)、森進一のおふくろさんがこの甑島出身だそうです。
甑大明神橋、
鹿の子大橋
甑大明神橋
鹿の子大橋
手打港で仕入れた黒むつ
14時40分、出港、港口で高速船とすれ違う。港を出て一服、仕入れたアイスクリーム白熊、甘くて美味しい白熊をいただきながら機走で目一杯、6ノット、平水の最大値で帰路に着いた。17時、中甑島と上甑島を結ぶ甑大明神橋(写真)と鹿の子大橋(写真)の沖に到着、逆光で見えにくいが写真撮影、大明神端の下はヨットで通過できるがかなり狭く潮もあるようで通過する気にはなれない、漁船がゆっくり通過していった。18時過ぎ、里村に戻った、観光船桟橋に横付け、手打港で仕入れた黒むつを煮付けてから温泉に。温泉で温まった身体に夕暮れの気持ち良い風、コクピットで冷えたビールと美味しい肴・・・・九州南部は梅雨明け宣言、いいね!!
7月19日
天草下島へ
シーラ、70cm級
天幕を張り暑さをしのぐ
日傘を差してしのぐ
5時半起床、昨日と同じ曇り空、少し風がある、見通し悪い。朝食後、漁協で氷を調達後7時20分出港。コース30、天草下島、牛深港を目指す、昼頃には到着の予定。天草に着いたらどこが観光ができるか調査するも牛深の近くには観るものが無い、あちこち探すが良いものが無い、もう少し北の崎津湾に行けば観れる天主堂がある。目的地を変更し崎津港に行こう、1時間ほど北へ走ればよい。8時過ぎ、シーラがヒット、70cm級、良い型だ(写真)。9時頃から日差しは強くなり小さな天幕を張り暑さをしのぐ(写真)。最後部には天幕が晴れないので板に座って日傘を差してしのぐ(写真)。色々工夫しながらクルージングを楽しみます。
崎津天主堂
崎津港、タカい堤防に横付け、
崎津天主堂
名物すぎようかん
11時、牛深の西沖、大島を通過、追い潮に乗って予定より早い展開だ。11時20分、魚貫崎通過。12時20分、崎津港入港、漁協で着岸場所を聞き堤防に横付け、高い堤防で脚立が無ければ到底無理だ。(写真)昼食後、崎津天主堂(写真)へ、途中道で茶をよばれ名物すぎようかん(写真)をいただく。展望台には急な坂道が大変そうであきらめた。
大江漁港
海のマリア像
大江漁港、漁協対岸の岸壁に
 
隣の大江漁港に移動途中、海のマリア像を見学、(写真)大江漁港は崎津に比べ外海に近く高い防波堤で仕切られている、中に入れば静かな港、漁協で確認し対岸の加工場前の岸壁に着岸、丁度干潮で岸壁が高い。(写真)定置網の補修をしていた若い漁師が興味深そうに話し掛けてきた、ヨットの中を見学してもらい町の様子を確認、風呂は車で15分と聞きあきらめたところ、漁師が助け舟、シャワーでよければ使ってもいいよとの話、ありがたい、夕方にはお邪魔する約束ができた。天主堂、ロザリオ館まで見学に行こうかと検討したが歩くには遠い、自転車は膝がまだ完全に直っていないし、今回はあきらめた。シーラを捌き夕食の支度、17時過ぎに作業の切りがついた漁師さんの家にお邪魔しシャワーを呼ばれる。シーラは切り身を塩コショウ、油でいためて美味しくいただきました。ここもインターネットが利用できない、明日の予定地を色々調査、天草本渡、三角、天草五橋、天草海の駅、島原、・・・・それと、天気も気になる、梅雨前線が下がり、小雨がありそうだ。朝の天気を確認しどこまで行くか、滞留するか決定しよう。
7月20日
天草五橋
イルカウオッチング通詞島
天草紙島の北端、樋合島の沖
目前モクゼンの中の橋も15m未満
5時半起床、曇り空、天気予報の確認、午前中は持ちそう、午後はにわか雨が。朝食後、漁協で氷を調達し出港は6時50分。小ヶ瀬の内側、大ヶ瀬の外側をとおり天草灘へ、南の風、追い潮に乗って四季咲岬を目指す。ケンケンにシーラの小型が掛かったがばらした。9時過ぎには四季咲岬通過、そしてイルカウオッチング通詞島(写真)に着いたがイルカには会えずしまい、残念。早崎瀬戸、今日の東流最強、9時50分、4.3ノット、これに乗って通過、対地スピードは最大10ノットを記録した。目標を天草五橋、島原湾、追い潮に乗って快調に進みます。天草紙島の北端、樋合島の沖に11時半、中の橋に近づいて橋が低いことに気がつきました。資料で確認すると、松島橋、前島橋ともに15m未満、目前の中の橋は資料が無く不明だがこれも15m未満らしい、残念だが引き返すしかない。五橋入口の天門橋は30m以上あるが同じ所を帰ってくるわけだし時間も経過しているので、本日係留予定の下島の本渡に戻ろう。
天草下島、
本渡港
24時間、4t、24円
本渡歴史民族資料館・天草切支丹館
石橋の祇園橋
帰りも潮が変わり追い潮、快調にすべり14時前に本渡港に到着、観光船桟橋と漁船桟橋は在るが、漁船船溜りがない。聞けば、大分離れたところにあるという、ここは一つ観光桟橋で聞いてみようと一時係留すると、係員がやって来た。一晩係留したいがどこか良いところは?北にヨットハーバーがあるよ、一晩だけですが、向うの桟橋でよければ、あれで充分です、手続きは申込書に記入し・・・良かった、聞いてみるもんだ、24時間、4t、24円だそうです。例によって付近の調査、本渡歴史民族資料館・天草切支丹館(写真)へ自転車で、キリスト教の伝来、花開く南蛮文化、天草・島原の乱、天草四郎、隠れキリシタンの歴史、流れを追って歴史の再勉強ができます。帰りに石橋の祇園橋(写真)を観て帰り、夕方、風呂は近くのプリンスホテルで、夕食はコクピットでいただきました。
7月21日
野母崎へ
通詞島12時前には通過
野母崎の手前、樺島
野母崎通過
5時、今日はゆっくりしようともう一眠りし、7時前に起床。やはり曇り空、魚市場で気勢の良い声があがり、競が始まった、まずは生簀の魚たち、仲買人が群がりどんどん落としていく。仲買人も多くかなりの市である、多分熊本方面に市場があるのだろう。今日の朝食は市場食堂で朝定、美味しくいただき氷を調達後ゆっくり出港、向かい潮の最強は10時40分、これを外すためにゆっくりの出港である。9時20分、ようやくもやいを解き出港、逆潮を嫌い岸ベタ、浅瀬を確認しながら岸から離れないように進める。結果、たいした逆潮に捉まらずに通詞島まで順調に、12時前には通過(写真)、期待のイルカウオッチングは空振り、今日のイルカは違う場所に移動したらしい。いよいよ逆潮に捉まるかと思ったがほとんど感じない程度で早崎瀬戸の端を通過できた。次の目標は野母崎の手前、樺島、視界悪く長崎の山並みが見えない。ここでシーラがヒット、立て続けに2匹、小振りの食べ頃である。夕食用に捌いてクーラーに。樺島通過(写真)が14時半、野母崎(写真)通過が15時、15時半には野母崎港に入港出来た。
ペーロン大会
桟橋が利用できず岸壁に横付け
ペーロンの練習
シーラ半分を酢醤油で刺身
今日は来週の大会に向けてペーロンの練習があり市場前の桟橋は練習基地に、そのため我々は桟橋が利用できない、岸壁に横付けし若干の買い物。太鼓と金の音に合わせ一生懸命練習していました。音が伝えられませんが、地元チームが昨年は県大会優勝しているそうで、熱が入っています。その後、岬温泉前の桟橋に移動し夕食、シーラは半分を煮付け、半分を薦められた酢醤油で刺身をいただく、特別にとは言わないがそれなりに美味しくいただけた。明日は長崎出島に行く予定。
7月22日
霧の中出港
霧が濃く、港口が見えない
野母の朝市を見学
伊王島の北端を確認カクニン
7時起床、霧がある、天気は良さそう。朝食後、霧はさらに濃くなった、港口が見えない。(写真)出港を延期せざるを得ない。8時過ぎ、野母の朝市を見学、人出の多さにビックリ、レジの前に20人以上が列を作っていた。地元の魚のほかに野菜類、花も販売している。我々もトマト、モモなどを購入した。(写真)9時過ぎ、風はあるが一向に良くなる気配がない、ペーロンの練習のため桟橋を移動、10時前、長崎出島ハーバーに係留の予約電話、長崎の霧はたいしたことないようだ。10時20分、霧の中を出港、港を出てからさらに霧は濃くなった。以前来たときの航跡をたどり軍艦島に向かう、軍艦島にかなり近いはずなのに何も見えない、その前に右側に小さな島が見え出した。GPSチェックするが軍艦島より先に見える該当の島が分からず、不信感が。少し軍艦島方向に寄ると岩に砕ける白波が見える、島は見えないが目の前が軍艦島だった。左の海面は霧が濃く、右は薄かったのだ。航跡どおりに迂回していると軍艦島の北端の堤防が一瞬見えてすぐに消えてしまった。かなり濃い霧、視界100m以下、気持ちは出港を早まったと思うが、引き返さず進む。次は高島、横に見えているはずなのに全然、急に目の前に釣り舟がアンカーリング、そして消えていく、こんな霧の中で釣りをする気持ちがわからない、多分、釣り始めたときは場所も確認していたが、霧が濃くなって動くに動けない状態、やむを得ず釣りを継続しているのではなかろうか。昔、石廊崎で遭遇した霧の中と同じ雰囲気、今回は信頼できるGPSがあるから見えなくても若干の不安はあるものの進めることができている。次は伊王島、通り道の右に瀬があるがはず、何も見えないが左に釣り舟が現れ消えていく。伊王島の北端(写真)、ここは瀬がないので思い切りに近づき確認、ピタリだ、やはりGPSは信頼できる。回り込むと霧が薄くなり写真が撮れた。
長崎、
出島ハーバー
長崎港
女神大橋通過
出島ハーバーに到着
いよいよ長崎港だ、航路の右端を狙って進めると霧の中から造船所のドック、クレーンが見てくる、視界は良くなり1Km程か、もう安心だ。続いて女神大橋通過、一番奥のオレンジのドームを目標に進むと目的地、出島ハーバー前に到着。12時50分。入港手続き、町の案内を確認し休憩。
長崎観光
宗福寺、唐寺の一つ
思案橋の跡
長崎駅前を見学
15時過ぎ、町の観光に出かける、市内循環バス、ランラン、1日券300円を購入し乗車、見学可能時間が少ないのでバス路線に近い限られたところしか行けない、まずは宗福寺、唐寺の一つ、三門、第一峰門、本堂など文化財、観るものが沢山、海の神様・媽祖(まそ)を祀った媽祖堂もありました。思案橋の跡(写真)を見学し再度バスに、次は長崎歴史文化博物館、時間がなく長崎奉行所ゾーンをあきらめ歴史文化展示ゾーン(海外交流史、工芸品等)だけに絞りましたが時間が足りません。長崎駅前を見学(写真)、このときには霧は晴れ上天気になっていました。
トワイライト
クルージング
ヨットの見えるテラスで懇親
女神大橋までトワイライトクルージング
17時、石原さんの知人伊藤さんをヨットに案内、その後ヨットの見えるテラスで懇親、気持ち良い風に誘われトワイライトクルージング、女神大橋まで伊藤さんにヨットを楽しんでいただき別れました。
稲佐山展望台 1000万ドルの夜景
長崎ちゃんぽんと皿うどん
我々は長崎の夜景を楽しみたくてタクシーで稲佐山展望台へ、1000万ドルの夜景と銘うっていましたが、函館に負けない素晴らしい夜景でした。帰りはロープウエイで降り、最後に長崎ちゃんぽんと皿うどん、美味しくいただきヨットでぐっすり。気持ちの良い長崎の夜でした。
7月23日
五島列島、
中通島、
奈良尾港
神の島岬にあるマリア像
伊王島灯台の脇
中通島、奈良尾港に入港
6時起床、上天気、真っ青である。朝食後、7時出港。今日の目的地は五島列島、中通島、奈良尾港、コース290、40マイル14時過ぎの到着予定。昨日は霧で良く見えなかった海岸、島々を確認しながら港口へ、途中、神の島岬にあるマリア像を見学(写真)してから港外へ、昨日通った伊王島灯台の脇(写真、昨日の写真と比較してください)を通り角力灘に出た。天気よく、風も少ない、典型的な夏の海、一直線に進むだけ、途中本船航路を横断、大きなタンカーに遭遇、こちらがスピードを落とし避けた。池のような五島灘をひたすら進み13時50分、中通島、奈良尾港に入港、係留場所を探す。出島で聞いた通り切符売り場に行き、邪魔にならない位置での係留許可をいただき一段落。やはり、港内は暑い、早速天幕を張り暑さをしのぐ。(写真)
奈良尾観光
樹齢650年のあこう樹
ふるさと観音公園
奈良尾大橋
島内観光調査、教会が多い島、でも遠くて自転車では無理、近くでは樹齢650年のあこう樹、ふるさと観音公園、温泉センターがある、暑いので夕方から散策しよう。しばらく休憩、港ターミナル内に公開インターネットPCがあり、これでアクセス、航海記を登録できた。夕方、あこう樹、温泉センターを訪ね温泉の後は食堂角力、こちらで刺身、ビールの後、細麺のうどん、サッパリした味付けの五島うどんをいただいた。写真は、あこう樹、温泉センター、奈良尾大橋です。
7月24日
福江島へ
棹崎
荒島の西、奥に桐カトリック教会
築地鼻を越え若松大橋
6時起床、曇り空、朝食後氷を調達し7時50分出港。今日は島巡りをしながら福江に行く予定だ。風も少ないので機走、まずは棹崎(写真)を回り、入鹿鼻から米山瀬戸に入る、葛島の東を抜け大瀬戸に。荒島の西に来たとき入り江の奥に教会(写真、桐カトリック教会)を見つけ、細い入り江だが入れそうなので寄り道しよう、深さも何とかなり通過できたが干潮時でもありギリギリ、一箇所だけ2mを記録、他は3から5mであった。荒島を一回りして元の瀬戸、下中島の東に出る、ここからが若松瀬戸だ。築地鼻を越え若松大橋をくぐり若松港の沖でUターン。帰りは下中島の西、若松島の東を抜け葛島の西に戻った。
福江港
ツブラ島
椎の木島
フェリー無事桟橋に横付け
福江島にはヘボ島の東、椛島の西、ツブラ島(写真)の東、椎の木島(写真)の東を抜け、サザエ島西を通り12時過ぎ、福江港沖に到着しました。福江港内、広くてどこに行けばよいか??ウロウロ、ウロウロ、漁船溜りを覗いても聞く人が居ない、岸壁は高いし・・・結局観光桟橋を聞いてみようと空いた桟橋に仮着けしターミナルビルへ、まずは案内所で、管理事務所に聞いてください。管理事務所と聞いてまず無理かと思いながらドアを開け問い合わせ、所長さん、難しい顔をして一晩か?今はどこに止めたのか?場所を示すと、そこは直ぐに苦情が来るので移動が必要、そして、明日は何時までか?7時には出港予定です、それならあの桟橋が使える、職員に○○フェリーの出港時間を調べろ、出港すれば8時まで空く筈だ。ヤッター、13時15分発でそれ以降なら良いとのことで早速手続き、時間どおりフェリーは出港、我々は13時半無事桟橋に横付けできました(写真)、ちなみに料金は210円(10m)、これからも空いていれば使わせてくれるそうです。
福江観光
五島観光歴史資料館
福江城跡
ふるさと館
一息ついて、暑さが和らいだ16時頃から市内観光、まずは五島観光歴史資料館(写真)へ、丁度、灯台にかかる特別展の開催中で灯台の歴史等が上手くまとめられていました。常設展では島の歴史、民族行事、教会などの資料、映像資料もたくさんありましたが時間の制約もあり一部省略し退出。次は福江城跡(写真)を観てから武家屋敷通りを抜け、ふるさと館(写真)へ、ここで休憩しようと思ったが喫茶コーナーはもう閉まっていた。今日は外食しゆっくり寝よう、明日は五島の北端、宇久島まで行く予定。
7月25日
宇久島に
向けて
島の頂上だけが見える
霧の中の見張り
奈留瀬戸の入口
6時起床、曇り空、視界が悪い、暑い一日になりそうだ。朝食後、氷を仕入れているとき急に霧が立ち込めてきた。港口が見えなくなった。天気予報では対馬海域に濃霧警報を出している、その端になる海域に入るわけでその内に晴れると予測、しばらく待機も考えたが出港を決めた。ここ福江は定期船も多くなるべく航路から外して進めようと島の端をたどりながら進める。まず、竹の子島、屋根尾島伝いに、肝心の島は霧ではっきりしない、島の頂上だけが見える(写真)。続いて多々良島、霧が濃くなり何も見えなくなった、軍艦島ほどでは無いがひどいときは300mほどか、こうなるとGPSだけが頼り、たまにエンジン音だけが左から追い越していったり・・・・相手が見えない(写真、霧の中の見張り)。一度は定期船が結構なスピードで追い越していくのが見えた。久賀島にかかる、やはり山の上が見えるが海岸が見えない。奈留瀬戸の入口(写真)、一時はかなり悪かった視界も少しづつはれだした。瀬戸に入ると向かい潮、視界も良くなりスロットルを上げるが最大マイナス3.5、対地が3を切ってしまうこともあった。平均マイナス2程度。
東シナ海を
機走
ひまな時間を利用してロープ端止め、
ウインチの油注しなど雑作業
9時半には奈留瀬戸を抜け東シナ海の水平線が・・・・残念、今日は見えない。五島列島の西海岸を北上、10時、滝河原瀬戸の沖を通過し若松瀬戸入口まできた。風も少なく波も穏やか、機走でオートヘルム任せ、ひまな時間を利用してロープ端止め、ウインチの油注しなど雑作業ができた。12時、奈摩浦沖、13時半、小値賀島西の水道に入るとまた向かい潮、今日は向かい潮ばかりだ。
海の駅
ごとううくじま
海の駅ごとううくじま
石原さんの知人、Mさん
島内一周、平家盛公船隠し
今日の係留予定地、海の駅ごとううくじまに電話、係留許可を得る。15時には係留完了、先客が2艇いた、佐世保のファルコン、神奈川のうきぶくろ。職員が車で到着、手続きを済ませ一段落、トイレ、ごみ処理は良いがシャワー施設はない、場所は港でも一番はずれで買い物には1km以上歩かなければならないところ、その分静かでもある。(写真)ここ宇久島には石原さんの知人、牧田さんが居て連絡したところ車で尋ねていただけた。(写真)せっかくだから島内の案内をしましょうと誘っていただき、お言葉に甘え車で島内一周、(写真、平家盛公上陸地、船隠し)
宇久島観光
火焚崎
城ヶ岳展望園地
対馬瀬灯台
汐出海浜地、平家盛公上陸地・火焚崎(写真)、城ヶ岳展望園地(写真)、ソテツの三浦神社、対馬瀬灯台(写真)、大浜海水浴場、シーサイドロード、はまゆう群落・・・・色々案内していただいてしまった。
ごちそう
刺身定食
天婦羅定食
 
夕食は推薦いただいた味どころ、やまざき(車送迎あり)、調度マリーナの裏山の上にある。眺望もよくお値打ちな定食がいただけた。刺身定食(1260)と天婦羅定食(1050)、たこのから揚げ(700)を注文、美味しくいただき今回クルージング中、最高のご馳走である。
7月26日
佐世保へ
クルージング最後の朝食、豪華に
平戸島南端、尾上島を通過
九十九島湾に帰ってきました
6時起床、曇り空、視界は悪い。今回クルージング最後の朝食、卵焼き、豆腐も付いて豪華なことです。(写真)7時20分、氷を仕入れてから出港、平戸島の南端をかすめて佐世保、九十九島湾を目指す。やはり視界が悪く、濃霧警報が発令されている。9時半、平戸島南端、尾上島を通過(写真)、11時、黒島通過、11時10分牛ヶ首沖、ここからは以前パールシーに来たときの航跡が重なる。九十九島湾に帰ってきました。(写真)
片付け
第一ヨットハーバーに無事着岸
天気が良いので虫干し
美しい日没
12時10分、第一ヨットハーバーに無事着岸、お疲れ様でした。堤マスターに再訪の挨拶、昼食後、天気が良いので虫干し(写真)、暑いので日陰を探し昼寝。15時過ぎから船内清掃、セールを解装、デッキの水洗い・・・・17時過ぎには完了、夕方、美しい日没(写真)を見てから夕食、これで明日は帰るだけになった。応援ありがとうございました。