年月日ネンガッピ 写真シャシン 写真シャシン 写真シャシン
航海日記
はじまります
この春からホーネットの遠征がはじまります。その様子をホームページで余すことなく伝えていただきます。みなさま、どうぞご期待下さい!!返信、コメントは掲示板を利用してください。
準備作業
20日出航予定で準備しています。半年ぐらい蒲郡を離れる予定。身辺整理と準備作業やるべきことが多く多忙です。瀬戸内の勉強、歴史、観光、港湾、潮流
準備作業2
ローターウイングアンカー
唐人アンカー
フェンダー用防舷材
本来レース艇で長期クルージングをします。船内、船外問わずいろいろ改修しクルージングしやすくするための工夫をしていますアンカーも新たに2台購入しました。1台は唐人アンカーの折畳式10KGです、これは普段は利用せずマストの横に置いておきます。通常利用するものとしては中村技研のローターウイングアンカー、軽くても把駐力が良いものです、6Kgです。こちらにチエン2mをつけて使います。フェンダー用防舷材も用意しました、スターンに横に置きベンチ代わりにもなります。
準備作業3
船底塗装、塗装後の砥ぎ出しもしました。
準備作業4
簡易カンイドジャー
GPS
デッキウエにバスケット
ドジャーを着けました。ホームセンターでイレクターパイプを購入。これを組み合わせ、解体できるものです。レース時には取り外します。GPSも取付け、従来はハンディーの位置表示のみでしたが日本全国版の地図つき、魚探つきです、アームを取り付けコクピットからも直接見られます。初めて行く海域がほとんど、これは大切な道具です。甲板に置く黄色のバスケット、こちらにはアンカーロープなどを収納整理するものとして前後に2個づつ4個セットしました。
準備作業5
折畳オリタタミ自転車ジテンシャ
いろいろな予備品、道具等を積んでいきます。フォクスルは一杯ですレース用のセールを小さくたたみ右半部は一杯です。左の写真は左側に道具箱を積んだところ。中の写真はその上に折りたたみ自転車を積みます。
準備作業6
キッチンコーナー
クオーターバースは右舷側をストックルームにし食料品、消耗品で一杯です。冷凍冷蔵庫も用意しました。キッチンコーナーも調味料、食器等の置場も改修しました。フロア−にはマットも敷き詰めました。
計画1      
以前からもう一度鹿児島火山島レースに参加したいと思っていました。中村が定年退職し時間がとれるようになりいつでも計画できるようで中々できない。田中さんもすでに退職していたものの町内役員でも次々大役を受けられたり、奥さんとの日本一周ドライブを永年計画続行中で中々長期の時間がとれないなど計画の立案は芽を出せませんでした。2007年は隔年開催のアリランレース開催年、この機会に念願の九州一周クルージングとレース参加を計画しようと思いはじめました。自分が役員をしているMCC、マリーン広場、三谷漁港利用者会、春日山桜会、地元町内会、仕事が困らないよう整理しなければならない。昨年の夏ごろから徐々に計画を具体化、なんとかなるメドの元、計画を進めました。まずは絹風田中さんに打診、ホーネットグループの打診、昨年からヨットに復活した元システィー石原さんも加わり3人での回航クルージングがまとまりました。
計画2      
5月連休のアリランレース、7月中旬の火山島レース、この他にはどんなお祭りレースがあるか調査。4月上旬、姫路木場の舵杯、7月上旬、沖縄座間味レース、7月下旬鹿児島三島レース、8月中旬ハウステンボスカップ、それぞれの開催日程を確認するが先の話でまだ決まっていない。1月27日蒲郡荘でホーネットグループの新年会開催、ここで今年の計画を発表、アリランレースの参加意思を確認しました。ホーネットはオーナー会員の他に助っ人の準会員が居ますが、これにはほとんどが参加表明、中村、田中、石原と正木、十八日、北河、三戸そして佐々木、多田、黒屋の10人になりました。レースは通常8人、レースの参加資格を確認し保険の追加加入、ライフベルトの追加など安全検査、ORC計測更新も進めました。
計画3      
調査問い合わせた結果、レース日程が判明しました。舵杯は4月15日の開催、この日程では福岡回航に合わないため参加を断念。沖縄座間味レースは6月23日(土)予定より一週間早い。鹿児島、火山島レースは予定通り7月14-17日。ハウステンボスカップは一週間遅い8月26日(日)アリランレースの後は佐世保に係留し、5月10日頃には一時陸路で蒲郡へ帰ります。蒲郡市民マリーン広場の総会、ラグ-ナカップ、エリカカップ、長江遡行20周年行事をこなしてから佐世保へ戻り沖縄へ向かいます。沖縄への往路は屋久島、奄美大島を経由しながら短い日程で組む予定。6月10日佐世保出発、6月20日沖縄着予定です。沖縄からの復路は同じコースをゆっくり北上、梅雨前線を見ながら北上し梅雨明けの鹿児島に着けたい。鹿児島から長崎は日程が楽になったので甑列島、天草諸島、五島列島などを十分楽しむ予定です。8月末に長崎を出て九州を北か南回り、再度瀬戸内か四国沖を回りで9月20日頃には蒲郡に帰る予定です。
計画4
 
今回の計画ではいろいろな方からアドバイスを受けながら進めてきました。現在九州佐世保に愛艇を係留しているシャンティーの渡辺さんから九州の情報を、ラピタの菊地さんにはGPSやモバイルパソコンのこと、珊瑚の三後さんには瀬戸内の情報や各種メンテナンスのこと、日本一周の経験者、宮坂さんには各種トラブル経験談など皆さんアドバイスありがとうございます。色々な方から壮行会を開催いただいたりプレゼントをいただいたり温かいもてなしも受けました。ぜひ楽しい旅にし土産話を持ち帰ります。楽しみにしてください。明日19日に最終の買出し、整理をし準備は完了。20日9時に海陽ハーバー出航の予定です。
お詫び
   
20日出航予定で進めていましたが思うように天候(風、気温)がよくなりません。21日9時出航に変更します。よろしくお願いいたします。
出航予定日1
風強く気温も低め、先は長い楽しみのクルージング、無理せずに初日から足踏みです。日和待ちの日は何をしよう、コーヒーをいただいてからおもむろに動き出す。まずは、サイドステイにパイプを付けてボートフックの定位置を作りました。スターンのステップ、落水者からも下げれる仕組みを作りました。
出航予定日2
クルージングセールにNoを添付する作業とアルミスに譲ってもらったジェネカー、こちらのセールNoの修正作業もできました。予報どおり強風の一日、いろいろ作業もできて良い一日でした。明日からは風も落ち暖かくなりそうです。
3月21日
出航
港内でセールアップ
千春の伴走
予定通り9時にたくさんの仲間に見送られ出航できました。お見送りありがとうございました。1日遅らせたおかげで風も落ち10ノット程度、絶好のクルージング日和、休日の出航に変更したおかげで家族を含め30人近くの見送り人に集まっていただけました。簡単に航海計画を説明し挨拶とさせていただき港内でセールアップ、皆さんの前で一周、千春の伴走を得ていよいよ出航です。三後君のフォーンを合図にスタート、沖にはコーラルリーフが待機、2艇が大島沖まで伴走してくれました。
3月21日
大王、
波切漁港
伊良湖水道
波切漁港
干物、牡蠣鍋
天気は良いが気温は低い、クルージングは追い潮に乗って順調に滑りました。11時には渥美火力前、12時には伊良湖水道、本船も少なめで名古屋に向かう本船の間をうまく抜けて安乗沖へ向かう。15時波切漁港に入港、いつもの岸壁に横付けし一服、干物などを購入し夕餉の準備。いわしとさんまの干物、牡蠣鍋をおいしくいただき早めに就寝、1日目はまず無難に経過しました。
3月22日(木)
九鬼へ
朝食
布施田水道
紀伊大島沖
朝6時起床、朝食は昨晩の牡蠣鍋を利用した牡蠣雑炊、美味しくいただき8時に出港。天気良く風も5ノット程度、日差しを背に受けて暖かい、昨日とは大違い9時には布施田水道、12時芦浜沖、13時紀伊大島沖、14時半に九鬼に入港できました。九鬼沖で前線通過か、曇り空10ノット超過の風を受けての入港、入り江に入れば別天地、良い入り江です。
3月22日(木)
九鬼
サワラの刺身
イセエビ
ブダイ
桟橋に横付けししばらくすると漁師がやってきて網の手入れ、こちらから声をかけ天気のこと漁のこと等を話題にし雑談。以前名古屋に居た、蒲郡競艇でも仕事をしたとか、刺し網でイセエビ漁のほかに韓国から海女を雇ってあわびを獲ったり、養殖もしている。定置網を個人で持ち毎日が忙しい、さらにヨットでは豊橋の成田病院の先生、蒲郡の前後さんを知っているよ、三後さんのことと聞き返すと、そうそうサンゴさん・・・・それからは話がさらに弾みサワラの切り身をいただいたりさらにはイセエビ、ブダイの差し入れ、ヨットに誘い宴会、食べきれない肴をいただきながら宮崎さんの自慢話を聞き、話は尽きない。明日の漁は3時半から始まることを聞き、19時半にお開きとした。サワラの刺身、イセエビの刺身、イカの干物、いわしの干物、牡蠣とイセエビの汁物、すばらしい夕ご飯でした。ブダイは明日の楽しみです。
3月23日(金)
串本
いただいたたくさんの魚
干物にするアジ
干物にするイワシ
朝6時起床、宮崎さんはもうえび網を整理し、定置網に向かっていた。我々は朝食のしたく、今日は石原さんは別行動、那智の青岸渡寺に参拝のためJR等で周遊、目的地の串本で再合流することになる。7時、朝食後宮崎さんが定置網から帰ってくるとバケツ一杯のイワシ、アジ、イカと何とか?鯛を持っていけと渡してくれる。昨日いただいたブダイがまだ残っている、こんなにいただいてどうなることやら?8時予定通り出港、帰りに立ち寄ることを約束し宮崎さんと別れる。天気良し、暖かい、風少ないがうねりがありよく揺れる。いただいた魚を下ごしらえしなければ・・・・イワシとアジは塩を振り干物にしよう、量が多くこの先魚三昧、鯛とイカは刺身でいただく予定三枚におろし冷蔵庫に、ブダイとあらは煮付けに、揺れるヨットの上で頑張りました。
13月23日(金)
串本2
串本港のホーネット
夕食のご馳走
 
12時新宮沖を通過、この頃から南よりの風、次第に風力を増してきた。ソフィアの林さんから電話、串本なら・・・・色々アドバイスをいただける。勝浦沖が13時半、風は10ノット向かい風、大島手前ではさらに上がり最大20ノット、艇速は4ノットを切ることも、今日は初めからセーリングを止め機走のみ、予定より遅れ16時半、石原さんの待つ串本港にようやく着岸できた。早速串本温泉に出向き潮に焼けた体を癒す、?鯛とあおりイカの刺身を造り夕餉の宴会、美味しい酒と魚で腹いっぱい・・・・楽しいクルージングありがとう。
3月24日(土)
潮の岬
ハシクイイワ
朝食
大島大橋
7時10分串本港を出港。観光名所の橋杭岩を見学後、機走しながら朝食、昨日の残りご飯を味噌仕立てのおじや、美味しくいただいた後に大島大橋をくぐり外洋へ、風力は12ノット程度、波長短く走りにくい。
3月24日(土)
潮の岬2
潮の岬沖
千畳敷沖
8時半、潮の岬沖、記念写真、対水6ノット、対地5ノット、順調。周参見沖11時、白浜千畳敷沖12時、気象は予報どおりまだ雨は落ちてこない、風速は最大24ノット、南西の風、快調に滑っている、昼食は食パンのサンドウィッチ。12時半ジャイブして田辺湾に入る。ジャイブ時に石原さん擦り傷。メガネを飛ばしてしまった。
3月24日(土)
田辺
田辺江川漁港
13時半、田辺江川漁港に入港、係留場所を探すが漁師も休みでか居ない、遊漁船係留看板のある場所、浅そうだが何とか・・・・アンカーを入れて横付け、夜は岸壁から離す予定。昨日と比較して早い入港、やはりこれでなくちゃー。15時、軽く一杯、酒の肴は干物など在庫が沢山あるので思いのまま、少し飲めば気持ちよくなる。明日の天気はこれから確認するがたぶん待機であろう。銭湯に行ってゆっくりしよう。
3月25日(日)
田辺滞在
昼食
トイレポンプ修理
魚市場ウオイチバマエ
朝7時起床、今日は待機と決めているのでゆっくりと起きた。実は夜中に南風が強まりアンカーが引け、ヨットの移動作業をしたので眠い。8時朝食、昨夜の残りご飯でつくったおかゆとやはり残りの野菜スープが美味しい。午前中は雨が残りそう、日和待ちはメンテナンスか観光したいが雨では何もする気が起きない。ヨットを魚市場岸壁に移動し水の補給、洗い物、燃料の補給、湿気た干物の乾しなおしなどごそごそしていたらもうお昼だ、残り飯で作ったチャーハンとパンで昼食(写真)。昼からは調子の悪いトイレポンプの点検、久しぶりの使用、使ってみると作動が悪いし給水しない。まず給水側のチェック、問題ない、次にポンプの分解、特に問題ないが動きが悪い、グリスを塗って解決、組み立てるがやはり給水しない、一部部品の取り付け方法が違っていた、付け直せば修理完了、動きも良く給水もできる、完璧。(分解中の写真)今日は市場も休日、広い岸壁を使わせてもらっているが夕方には移動しなければ、立ち寄った人から聞いた場所を調査検分したが岸壁が高すぎて利用しにくい。同じ位置に移動、北西風に合わせアンカーを入れて横付けしなおした。
3月25日(日)
田辺滞在2
市内観光
弁慶像
夕食ユウショク
その後自転車を出して市内観光、田辺大橋を渡ると扇ヶ浜公園、きれいに整備されていて田辺湾の眺望が良い、次は駅前へ、田辺は博物学者南方熊楠、武蔵防弁慶を生んだ土地、駅前には弁慶像があった(写真)、弁慶の父といわれる熊野別当湛増、源氏に味方したゆかりの闘鶏神社に立ち寄った。夕食はハムステーキ、コショウが利きすぎた、残っていたさんまの丸干しを焼いて、シャンペンを開ける。明日は天気も良さそう、いよいよ四国、小松島に渡る、ビジターハーバーに電話予約してある。19時、気持ちよくなって日記も書かずに寝てしまった。
3月26日(月)
紀伊水道
横断
朝食
日の御崎を通過
快走カイソウ
朝3時に起きて昨日出来なかった航海日記を記帳、インターネットに載せた。色々作業し終わったのが4時半、一眠りして5時半起床、7時出港予定である。朝食を準備、やはり昨日の残りご飯で卵とじのおかゆ、胡瓜サラダを添えて軽い朝食。(写真)朝食後抜錨し6時40分出港、まずは日の御崎を目指す。風力は3ノット静かな海である。しばらくすると北西風10ノット、コース300度ギリギリの上り、風はシフト北北西順調だ。10時半、日の御崎を通過(写真)し伊島との間、紀伊水道の真只中、6ノット強で快走中(写真)にアルミス稲垣氏から電話、会報の打ち合わせ、安全航海を祈願していただく。その後風が上がり15ノット、艇速は7ノット程度で快走、途中網を引く漁船に何度も遭遇、そのたびに針路変更、小松島手前では2艘引きに3度変針させられた。
3月26日(月)
小松島
小松島ビジター桟橋
勢合の地、碑
銭湯セントウ
風のおかげで予定より速く13時20分小松島ビジター桟橋に着岸(写真)、早速手続き、1泊2日、1000円、ありがとうございます。小松島、その昔、義経が屋島の戦いに向かうため嵐の紀伊水道を越えて到着、ここで軍勢を整え屋島に向かった湊です。自転車を借りて勢合の地、碑を見てきました。(写真)近くの銭湯にも自転車で行きました。(写真)つまみに名産のカツ天と鯛ちくわを手に入れ、在庫の干物をあぶり夕食です。明日の予定を立てようと天気予報、潮汐を調べ大鳴門にしようか小鳴門にしようか・・・・保安部が近いし参考に聞いてみようと出かけました。結果はあたりまえのことしか聞けません(当然)、明日の午後は一時雨もありそう、どうしたものか・・・時間ばかり過ぎて航海記の記載が遅れてしまいました。出発は明日の朝、もう一度良く考えよう
3月26日
写真
紀伊キイ水道スイドウ
金長たぬき
かつ天、ちくわに干物
紀伊水道で自衛艦、何隻も沖に向かっていきました。遠くに四国側、伊島が見えます。金長たぬき、公園にあった大だぬきです。たぬきが名産です。>夕食、名産のかつ天、ちくわに干物です。
航海記の
感想など
     
航海記を記載していますが、読者の反応が無く寂しいです。ぜひ返信ください。感想は掲示板の記事画像投稿板のホーネット航海記で返信ください。よろしくおねがいいたします。
3月27日(火)
鳴門海峡
オオ鳴門ナルトハシ
6時起床、曇り空、まず天気予報を確認、変わっていない午後には一時雨の予報。残りご飯のチャーハンに野菜炒めを添えた朝食、美味しくいただき8時出港。鳴門の潮は8時が下げの最強、15マイルあるので潮が弱くなったときに通過予定、12時が潮止まりの予定である。9時過ぎセールアップ、左遥か前方に橋が見てきた。9時50分撫養沖、小鳴門入口、対地が1ノット下げ5ノット程度になった。
3月27日(火)
鳴門海峡2
10時35分大橋の下通過、最強で3.5ノットまで下がった。その時、家から電話、おめでとう、エ!ビックリ、なぜわかったのだろう??インターネットでヨットが通過するのを見ていたという。ウソ!そんなことができたのだ。
3月27日(火)
鳴門海峡3
通過時の写真
3月27日(火)
鳴門海峡4
通過時の写真
3月27日(火)
鳴門海峡5
海も静かになった。ホットコーヒーをいただき引田へ向きを変えたところで再度電話、写真をプリントできたがヨットは小さい、そんな話を聞いてUターン、カメラに近くなる場所を探しに戻る、どうも東側の展望台から撮影しているようだ、チャートで深さを確認してから東側の水道に入る、釣り舟が沢山居る中を通過、最浅瀬で5mまで下がった。無事プリントしてもらいようやく引田へ向かう。11時半になってしまった。
3月27日(火)
引田
引田に入港
かめびし醤油
途中から向かい風、岸よりには網がある。デプスが2台とも異常値を出す、何かおかしい。13時頃予報どおり雨が落ちてきた、13時半引田に入港。漁師さんに確認後接岸、雨よけのシートを張って町を探索。引田は香川県の東端の町、昔は風待ちの港として栄え、古い町並みが随所に残っています。かめびし醤油、讃州井筒屋敷、日下家が有名です。
3月27日(火)
引田2
夕方には毎度のことながら干物を焼き、蓬莱泉を空け気持ちよくなった、その後、石原コック長が腕を振るった雑煮を美味しくいただく。明日以降の予定を協議、順調に進んでいて小豆島、高松、多度津のほかに本島、直島等も宿泊できそう。
鳴門海峡
通過
写真が届きました。こんな映像を実家で見ていたそうです。
3月28日
小豆島へ
朝食
小豆島ショウドシマ
映画村の前に到着
雨も上がり上天気、昨晩は思ったより冷え込んだ。朝HP確認、早速返信あり、また毎日アクセス件数が100件もあるとのことうれしい、早速祝杯、ホットウイスキー、卵入りのお粥と野菜炒め、美味く楽しい朝食です。家からは鳴門大橋通過の写真を送ってくれました、これも感激です。今日は小豆島、ゆっくりと9時の出港、沖に出ると予報どおりの北西風10ノット、小豆島はどこに係留するか、北側の大阪城残石記念公園か南側のふるさと村海の駅、電話でサービス内容を問い合わせた結果、料金は少しかかるが(一泊1050円対100円)ふるさと村に決定。視界が悪く目標の小豆島が見えない、11時、ようやく目の前に現れた。12時、坂手湾内坂手港沖、12時15分24の瞳、映画村の前に到着、レトロバスも見えている。タックし西に向ける。
3月28日
小豆島室生
ふるさと村
池田湾に入る
ふるさと村に係留
備讃瀬戸の端をとおり池田湾に入る、13時半ふるさと村に係留。係留手続きし情報を仕入れ今日明日の予定を立てる。風呂は国民宿舎でもらい湯できる(一人150円)、桟橋は小さいが静かそう、明日はレンタカー(時間1200円)を借りて一日島内周遊観光の予定にしよう。
3月28日
ふるさと村、
国民宿舎
高台から見た池田港
夕食
スパゲッティ-ミートソース
16時過ぎにお風呂、高台にあり見晴らしの良い国民宿舎、高台から見た池田港(写真)行きは汗をかいたが帰りは気持ちよい風にあたりながらの散策、のんびりとした海辺の村、環境良し。夕食は田中さんがスパゲッティ-ミートソースに挑戦、ワインを開けていただきまーす。
3月29日
小豆島観光
朝食
海辺のスケッチ
スモモの花が満開
7時起床、天気良し、天気予報確認、明日は一時雨もありそう。朝食は卵入りのお粥に野菜炒め、焼き海苔、いわし缶美味しくいただく。昨晩、博多から電話があり対馬出国手続き日がお役所の要望で早まったとの連絡ありメンバーに連絡、福岡出国に変更、集まれる時間の連絡待ち。出発前に余裕時間、田中さんは海辺のスケッチ、村の周りはスモモの花が満開、可愛い花だ。
3月29日
小豆島観光2
千枚田
二十四の瞳、平和の群像
世界で一番狭い海峡
10時レンタカーを借りて小豆島周遊観光に出発、まずは池田、石段つくりの野天桟敷を見ながら山道に入り千枚田の里へ、天皇陛下にも観ていただいた位置から観る千枚田、囲まれた中に立つと中々のものである。次は土庄へ、備讃瀬戸、豊島をみながら鹿島を一周、二十四の瞳、平和の群像前でボランティア解説を楽しく聞き土淵海峡の記念撮影へ、ここはギネスブック、世界で一番狭い海峡の受賞を受けている。
3月29日
小豆島観光3
とれとれ市場の500円定食
すばらしい桟橋施設
寒霞渓
次はとれとれ市場の500円定食、昨日ふるさと村で情報を仕入れたが間違いなく値打ちだ、今回初めての外食にしてはお値打ち過ぎたが満足。小豆島大観音を拝み大阪城残石記念公園へ、すばらしい桟橋施設だこれで100円以下。石の採石、積出し等説明を見聞しあらためて感心した後、岡崎造船、大部、福田を経て寒霞渓へ。想像以上の渓谷美、天候良く紅葉の時期なら・・・
3月29日
小豆島観光4
二十四の瞳映画村
草壁港を経て二十四の瞳映画村へ、映画セット村がそのまま観光施設に、キネマ館(七人の侍ほか)、松竹映画館(田中裕子主演作品)、壷井栄文学館、時間が許せばゆっくり鑑賞したいものだがレンタカーの契約時間もあり30分程度で帰途についた。丸金の醤油工場見学、オリーブ園の見学も省略し16時ふるさと村に戻った。
3月29日
小豆島観光5
コインランドリー
夕焼けを見ながら
夕食は小豆島うどん
ふるさと村キャンプ場のコインランドリーで今回初の洗濯、乾燥機に入れてお風呂へ、夕焼けを見ながら冷たいビール、坂道を気持ちよい風に当たりながらの帰り道、洗濯物を回収しヨットへ戻ったのは18時。隣に大阪淡輪からきたヨット(アイリー、リベッチオ)が居た。娘さんが小豆島に居るそうです。今日の夕食は小豆島うどん、赤ワインを空け最高、ぐっすり寝れそうである。
3月30日
備讃瀬戸
横断
朝食
讃瀬戸を横断
女木島、別名鬼が島に到着
夜中に急に風が出て雨も降りだした、前線通過の様子。朝6時に起きると風がかなりある、沖は白波、天気良し、予報より早い展開朝食はハムエッグと味噌汁ほか、食前酒をいただき美味しい朝食今日の予定を再検討、風は6m程度、北西、高松が良い方向、明日は風が落ちそうなので北上しどこかの島へいけるだろう。備讃瀬戸を横断、行き会う貨物船、横断するフェリーや高速船、中々の混雑である。こちらは向かい風の中を斜め横断、四方八方に気を使いながら横断した。11時、女木島、別名鬼が島に到着、写真後方は屋島です。
3月30日
女木島、
鬼が島
鬼が島大洞窟の探検
山頂の公園へ、360度の展望
観光案内を確認し昼食後に鬼が島大洞窟の探検に行くことにした。12時20分発のバスに乗り鬼が島大洞窟へどんなとこか?島の一方の山(北側)の頂上近くにありました、案内人が色々説明、岩をくりぬいた人工の洞窟、広さ、長さもかなりのものでした。その後、山頂の公園へ、これが良かった!360度の展望、小豆島、屋島、高松、瀬戸大橋、豊島、天気は快晴、海はコバルト、素晴らしいの一言、写真でどれだけ伝えられるか、過去色々のところで見てきたが今日は本当に素晴らしい、来て、登って良かった。
3月30日
高松
ブームをはずし
高松市ヨットハーバーオキ
つみれ鍋に挑戦
好事魔多し、そんな楽しい気持ちが吹っ飛んでしまうことが後に待っていました。ヨットに戻りセールを上げる前にエ!。グーズネックが変、ビスが飛びクの字に、デッキの上をチェックすると部品が残っていた、ホ!。ところが組立が思うように行かない、ワッシャがポトッ、アーア、海に、ショック!!、何とか探そうとウエットスーツで挑戦するが見つからない、あきらめました。14時半、女木島出港、ブームをはずし機走で高松へ、15時20分、高松市ヨットハーバーに入港、着岸。ここはゲスト無料、ただし空いているときだけ、予約は出来ない、当日入港し可否がわかる。手続きを済まし部品の調達、ステンレス座金で何とかなりそう、17時過ぎ、勤務空けのハーバー職員に調達を車で応援していただきました。ありがとうございます。夕食は食材を調達し、石原さんがつみれ鍋に挑戦、中々の物が出来ました。美味しい!!食事後、自転車でお風呂へ、宝温泉、さっぱりしてきました。
3月31日
金毘羅まいり
朝食チョウショクはおじや
桜トンネル
本殿前、安全祈願
7時起床、朝食は昨晩のつみれ汁を使ったおじや、これまた美味しくいただいて今日の予定を決定。職員さんのアドバイスにしたがい高松から琴電で金毘羅さんまいりしよう。高松城跡の近くにある琴電高松駅へ、10時発琴平行きに乗車、単線、普通電車のみ、畑の中を1時間、11時に到着。参道を進むと土産物屋の並ぶ階段に、杖を借りて急な階段を進むと山門に、一息ついていよいよ境内である。五人百姓の売店を過ぎると桜トンネル、山だからまだ早いと思っていたが満開、聞けば2日前から見頃になったという、ちょうど良い時期にこれたものだ。さらに急な階段を頑張り中間の休憩所、手を清めて本殿に向かう、最後の急な階段を上りきって11時50分、やっと本殿前へ、安全祈願のお参りの後、讃岐富士などを眺め記念写真。
3月31日
金毘羅まいり2
本殿に上がり厳かなご祈祷を
日本一うまいうどんや、川蝉
ホーネット、アクアマリン、シャングリラ3艇分のお札をいただき、せっかくだからご祈祷をお願いすることに。本殿に上がり厳かなご祈祷を受けてまいりました。帰りにさぬきうどんを食べようと2回目の外食、川筋に戻り、日本一うまいうどんや、川蝉ヘ。
3月31日
金毘羅まいり3
火薬、醤油、釜揚げうどん
海のオーケストラ
金陵純米酒、きのこ丼と野菜炒め
ここは以前、中村が来た店で美味しくて値打ちな店、一食200円、中村と田中さんは火薬うどんと醤油うどん、石原さんは釜揚げうどん、3人で5食いただき腹いっぱい1000円でした。帰りは14時6分発のJR快速で高松へ、良い運動の一日でした。16時過ぎ、岸本さんの知人、松岡さんが訪ねてくれ、瀬戸内の港の情報をいただけました。ほかに徳島からきた「海のオーケストラ」アリランレースに参加予定の「アヤカ」にも会えました。夜は琴平で仕入れた金陵の純米酒を開け、きのこ丼と野菜炒めおいしくいただきました。今日はぐっすり眠れます。
4月1日
瀬戸大橋
定番のおじやと干物で朝食
斜張橋を真下から見て
与島に着岸
7時起床、定番のおじやと干物で朝食。昨晩は雨が降ったが天気は曇り、風も少ない、天候、潮流をインターネットで確認後、8時50分出港、視界あまり良くない。宇高東航路で備讃瀬戸航路を横断、航路の北側に出て与島をねらう、10時10分大槌島の横を通過、11時20分岩黒島の北側で瀬戸大橋通過、斜張橋を真下から見て島を一周後、与島に着岸、家ではまたライブカメラでチェックしている。咸臨丸観光船の桟橋付近で見つけてもらう。
4月1日
瀬戸大橋、
与島
塩飽太鼓
ティータイム
与島、フィッシャマンズワーフ桟橋、500円で係留させていただく。昼食に讃岐ぶっかけうどんをいただき、小休憩。今日は塩飽太鼓披露のイベントがあり見学させていただく。桟橋には我々のほかに多度津からきたナディアがいた、多度津にも是非と声をかけられたが・・・・・ほかに和歌山から車で下見にきた夫婦、「九州まで行かれるんですね」、なぜ知ってるの、舵誌でJCN記事を見たという。ティータイム、いただいたお菓子がまだ十分、余裕のあるクルージングは何もかもプラスにはたらきます。
4月1日
粟島
粟島に着岸
旧海員養成学校
さぬきワインで小宴会
13時半、西隣の本島、笠島港を昨日松岡氏にも薦められたので立ち寄ったが、言われた係留できる廃船が見つからない、新岸壁は空いているが集落が静か過ぎる。係留を遠慮して粟島に変更、本島を後にした。16時雨がぽつぽつ降り出したところで粟島に着岸、ル・ポール粟島に入港届けし一段落、桟橋が短いがスターンアンカーは地元船のロープと交錯するため出来ない、工夫し何とか係留できた。目の前に旧海員養成学校があります。今日は魚を仕入れようと思っていたがこの島では調達できないそうで諦め、田中さんが腕を振るいカルボナーラとからし明太子のスパゲッティー、飲めない石原さんが少し飲めるように、石原さんの口に合うアルコールが無くなり、与島でさぬきワインを仕入れ小宴会が始まりました。
4月2日
尾道へ
パンとコーヒー、野菜炒め
阿伏兔瀬戸
6時半起床、曇り空、非常に静かな港だった。朝食はパンとコーヒー、野菜炒め。昨日はゆっくり見学できなかった記念館を見学してから出かけようと待っていたが月曜日は休館日と知ってがっかり。8時40分、出港、尾道に向けて出発、10時、六島通過、岡山県の南端に入った。黄砂の影響か非常に視界が悪い、せっかくの瀬戸内、島伝いに抜けても景色が良くない。昨晩気が付いた水漏れチェック、50lタンクの口が緩んでいた、多分これが原因だろう。11時、広島県走島南通過、網が沢山、間を縫って抜けた。阿伏兔瀬戸まで4マイル。11時45分、セールダウンし瀬戸に入る。12時20分常石造船前通過。
4月2日
尾道
屋根のついた桟橋
ハヤシ芙美子フミコゾウ
さよりの刺身、太刀魚の塩焼き
松永湾に入りいよいよ尾道水道、追い潮1ノット、大橋を通過し狭い水道を進み市役所ビルを過ぎたところに屋根のついた桟橋を見つけたが、ヨット以外にも先客が係留している。高松で会った海のオーケストラが居た。我々は西側につけ商工会議所に電話、手続きを済ませ落ち着いた、まずは祝杯、13時20分尾道に着きました。買い物と市内調査、銭湯は?コインランドリーは?水は?ごみは?・・・駅前のスーパーと駅前商店街で魚など食材の買い物後、銭湯に。銭湯は6軒あるがどこも距離がある、自転車を出して大宮湯に、古い昔風の銭湯、ヨットに帰りさよりの刺身、太刀魚の塩焼き他で宴会、日本酒、焼酎、ワイン、どれも美味しい。明日は尾道を三者三様の1日になります。
4月3日
尾道
しまなみ海道
高見山展望台から
因島大橋
車道と自転車道が2段作り
6時半起床、曇り空、今日は尾道を楽しむ一日、三者三様夫々の楽しみ方で9時過ぎ、ヨットから離れ街へ、私はしまなみ海道へ、田中さんはスケッチブック持って千光寺ほか市内めぐり、石原さんはカメラを持ってやはり市内めぐり。しまなみ海道、サイクリングで頑張るつもりだが出来るかどうか?電動自転車を借りようとしたが島巡りは断られ、マイ自転車で対岸の向島へ駅前渡船で渡る。アップダウンを考えるとバイクを借りたいが・・・。本道に出るとレンタルバイクの看板が、渡りに船、店に入り早速契約、17時まで4500円、これで何とか走破出来そう、店で説明を聞けば往復するには、観る所を限定しないと来島海峡までは難しい。明日ヨットで行きそうなところは除外し、展望台を主体に周遊しよう。10時出発である。しまなみ海道の橋は車道のほかに歩行者、自転車、原付車ようの道路が並行して設置されている、これを利用すればよいが尾道から今治まで約70km、かなりの体力が必要である。まずは、向島の高見山展望台、尾道水道と町並み(写真)が・・・・丁度桜も満開、天気も良くなり、黄砂の影響も無いが肌寒い。因島大橋(写真)、車道と自転車道が2段作り(写真)、これを渡り因島へ。
4月3日
尾道、
しまなみ海道2
因島水軍城
車道、歩行者が平行ヘイコウ設置
見事ミゴトな多々羅大橋
因島では島の中央に位置する水軍城(写真)へ、たいした展示物は無いが村上水軍の栄枯盛衰、この地が造船の街として発展した歴史がうかがえた。生口橋を渡り生口島へ、生口橋(因島大橋を除く全て)は車道と平行して歩行者、自転車道が設置してある(写真)、この方が見晴らしもよく気持ちよい。生口島には観たいものがあるものの明日に譲り多々羅大橋(写真)へ、見事な橋である。しまなみ公園で昼食、海鮮丼をいただいた後、大三島橋を渡り伯方島へ。
4月3日
尾道、
しまなみ海道3
カレイ山展望公園から
亀老山展望公園から
行き交う本船、燧灘
続いて伯方・大島大橋を渡り大島へ、バイクの力でカレイ山展望公園へ一気に上ると素晴らしい眺め、眼下には宮の窪瀬戸(写真)が、遠くには多々羅大橋も、東には燧灘の広がりも一望に素晴らしい眺望である。大島を横断し来島海峡まで時間を気にしながらたどり着いたのが14時、橋には渡らず引き返す。帰り道に亀老山展望公園へ、やはりバイクの力でグイグイ、寄った甲斐があった、来島海峡が一望(写真)、大橋はもちろん、行き交う本船、燧灘(写真)、最高の眺め・・・・・ゆっくり楽しみたいが17時返却予定、もう14時40分、70kmを2時間強で帰らねばならない、一段と冷え込んできた中をひたすら走り予定通り尾道に戻ることが出来た。
4月4日
尾道滞在タイザイ
田中さんの写生画
桜越しに尾道水道
千光寺
6時半起床、晴天が見える。今日は生口島、大三島に行く予定。朝食後、曇ってきた。天気予報を確認すると、曇りで7m/s、TVでは寒気が降りてきて不安定な天気予報だ。協議の結果は、こんなに寒くて天候不安定、風も強そう、もう一日滞在しよう。午前中はアリランレース申告書類の整理、石原さんは記録写真の整理、田中さんはデッサンに色つけ、夫々たまっていた整理仕事を片付けている。昼食後中村は市内観光に、田中さんは読書、石原さんは散髪に。
4月4日
尾道2
天寧寺三重の塔から大橋を望む
石畳
天寧寺の枝垂れ桜
中村は防寒着を着込み町へ、旧尾道銀行本店を利用したおのみち歴史博物館、明治時代の倉庫を利用したおのみち映画資料館、小津安二郎監督作品東京物語など、尾道ロケゆかりの作品紹介。悪天候の中千光寺ロープウェイで山頂展望台へ、運良くその後は日が差すようになり眺望が楽しめた。ここは桜の名所でもあり震えながら満開の桜を楽しみ、山を降りながら千光寺、天寧寺、三重の塔、文学の小道、文学記念室を観光できました。
4月5日
生口島へ
因島大橋
佐木島南から瀬戸田水道
桟橋の内側に係留
6時半起床、8時半出港、1日待機した甲斐があり、よく冷えているが天気は良い。上潮、向かい潮ではあるが島の間を抜けながら生口島を目指す。尾道から瀬戸田行きの定期船を追いながらGPSで深さと対地速度を確認しつつチャートや港湾図と見比べながら・・・・知らない海域、潮もきつく緊張しながら進める、今回備えたGPS、扱いに慣れてきたこともあり非常にありがたい。尾道水道を抜け岩小島を過ぎると因島大橋(写真)が見える。細島南、重井港沖を通過し生口橋が見え、佐木島南から瀬戸田水道(写真)へ、高根大橋をくぐると瀬戸田港だ、全て向かい潮ながら10時半に到着。高松の松岡さんに聞いたとおり桟橋の内側に係留し事務所に3時間ほどの一時係留を確認するとOK,500円。(写真)
4月5日
生口島
向上寺国宝三重塔
耕三寺
多々羅大橋の近く
早速、向上寺国宝三重塔(写真)へ、見晴らしもよく桜満開、良いところだ。山を降り平山郁夫美術館へ、1時間ほどの鑑賞では不十分ながら楽しめた。耕三寺(写真)前の食事処ちどりでタコ天うどんをいただき満足、13時半出港し大三島に向かう。潮は下げ潮、追い潮に変わっている、せっかくだから多々羅大橋(写真)の近くまで行ってから瓢箪島の西、大久野島南、神殿島西を通過し三島内に入る。
4月5日
大三島
宮浦港桟橋に係留
夕食は豪華にバーベキュー
夕焼け
追い潮でスピードに乗っていたものの15時半に宮浦港桟橋(写真)に係留、役場に電話すると港務所にとのこと、港務所に電話し宿泊の了解を取ると、電話だけで終わり、手続きに来いとも、料金のことも何もなし。あっさりしたものだ。大三島にきたら国宝の大山祇神社、こちらには義経、頼朝他数々の武将が奉納した武具甲冑が保存されていました。夕食は豪華にバーベキュー(写真)、少し寒いがコクピットで夕焼け(写真)の終わるまで、美味しくいただきました。銭湯は伯方の塩、マーレ・グラッシア大三島、海水風呂が目玉のスーパー銭湯、自転車で出かけました。
4月6日
大崎下島へ
来島海峡大橋が遠くに
ゆたか海の駅桟橋着岸
定期船の桟橋
6時起床、良い天気ゆっくり朝食、今日の寄港地、宿泊地を選択しようと色々調査するが、どこも一長一短迷ってしまう。とにかく出発しようと9時に出港。まずは対岸の大崎上島、木江港、港口でインターネット受信をチェック、ダメ、寄港せずパス。大下島東を通過し来島海峡へ出ると来島海峡大橋(写真)が遠くに見える。西に転進、大崎下島、御手洗港に向ける。天気もよくのどかな瀬戸内、コーヒータイム、いい時を過ごしている。11時20分ゆたか海の駅桟橋着岸(写真)、立ち寄りの手続き後周辺の案内を聞く、江戸時代の港町、御手洗港からは離れていて歩くには遠い、ヨットで移動することに、定期船の桟橋(写真)に着け許可を得ようとするが切符売り場に誰も居ない、時刻表を見ると午後は18時まで出入港なし、大丈夫だろうとしてヨット上で昼食後街へ散策に。
4月6日
大崎下島
潮待ち館、観光案内所
潮待ち館(写真)、観光案内所がありガイドさんに色々聞くことができ、桟橋の件も確認すると大丈夫との話し、ヨットは遠くでしか見たことが無いとのことでホーネットに案内、船内を見ていただく、これから先九州まで行くといえば、福岡の出身とのこと、記念写真をとり名刺をいただく。住人の皆さんが町並み保存に協力して居ることが良くわかる、瓦や白い土壁が新しいものも立派なものが多いし、改修している家も材料、色など景観を考慮している。進んで説明してくれる人も居た。
4月6日
かまがり
海の駅
(県民の浜)
かまがり海の駅(県民の浜)に着岸
コンセント保護カバーの作製
美味しいワカメ
13時半、出港し今日の宿泊地を再検討、時間も過ぎたため近いところにすべきで倉橋島を諦め上蒲刈島と決定、安芸灘を西行する。鴨瀬を過ぎ黒鼻を回り込み蒲刈B&G海洋センターに連絡、了解を得て15時、かまがり海の駅(県民の浜)に着岸。昔はフェリー桟橋か?大きな桟橋(写真)である。ここもインターネット通信ウィルコムが不通、やむなし。空は曇ってきた、少し時間があるので石原さんは散策、田中さんは釣りに挑戦、中村はオートヘルムコンセント保護カバーの作製をした。(写真)17時前、夕食の準備、田中さんがカレーうどんを始めた。私がアジの塩焼き、イワシを焼いて夕餉を始めているところへB&Gの池本さんが採れたてのワカメを持って来艇、懇親が始まる。明日予定している呉、江田島、厳島の情報を聞く、昨日オープンのてつのくじら館、明日は潜水艦の見学をぜひしたいが大混雑だそうです。早めの出発をすべきか。田中さんのお父さんの出身が呉市阿賀町、地元の話に花が咲きます。池本さんは仕事で桜の植樹もしたそうでその苦労話には中村が経験もあり桜談義。美味しいワカメ(写真)を肴に盛り上がりいつの間にか外は暗く19時、温泉館の閉館が20時と聞き忙しくカレーうどんをいただき片付ける。岩本さんには送っていただきながら入館サービス券のプレゼントまで、終了間際の温泉は我々の独り占め、天然温泉をしっかり堪能できた。
4月7日
音戸の瀬戸へ
音戸オンドの瀬戸入り口
自衛隊潜水艦基地前
掃海艇等も沢山係留
5時、雨が降り出した、予報どおりなら直に止むはず。6時起床、ワカメの味噌汁と赤飯で朝食、7時過ぎ、やはり小降りになった。昨日見なかった県の浜を見学後、予定通り8時出港。下蒲刈島と上黒島の間を抜け音戸の瀬戸に向かう。宮島の係留方法が知りたくてJCNを通じ紹介してもらったが、二人は空振り、三人目はヨットから離れてしまった林さん、林さんの紹介してくれた池田さんから電話、一時的なら係留可能との話、ぜひ立ち寄りたい。9時40分瀬戸の入り口(写真)に、瀬戸は最小幅が60m、狭くて潮が早い、一時的ではあるが3ノットに下がった。出入りする船も多く、緊張しながら右側航行遵守、追い越し船が居なくて良かった。10時20分呉港、自衛隊潜水艦基地前、掃海艇等も沢山係留している。ゆっくり航行し見学できた。(写真)係留場所を捜すが桟橋は在っても聞ける人が居ない、うろうろ、市場の桟橋に係留し了解を取り市内へ。
4月7日
呉港経由ケイユ
観音マリーナ
潜望鏡も覗かせてもらう
戦争の歴史を勉強
呉港をバックに
歩いて20分、鉄のくじらを見学、掃海艇作業の紹介、技術の進歩と潜水艦の役割、進歩などが勉強できる。3階に上がりようやく潜水艦内部に、一列で順序良く各コーナーを見学、潜望鏡も覗かせていただいた。(写真)艦長室だけが個室だが狭い、計器等が沢山あるが区別がつくのかしら。外から見れば大きいが居住部分は狭い、それだけ機械、機関が大きいのだろう。続いて大和ミュージアムへ、こちらは戦艦大和の計画から沈没まで、戦争の歴史を勉強できる。(写真)資料が多く時間が不足、2階、3階をあきらめて出館、スーパーで食事と買い物してヨットに戻ったのが14時、14時20分出港、江田島、厳島をあきらめ観音マリーナを目指す。(写真は呉港をバック)16時、マリーナ到着、電話しておいたので早速係員がやってきた。1800円支払ってシャワー、給水、ごみ処理等が出来る。隣には遊園地、レストラン等の施設もある、ラグーナと同じような施設である。夕食はハムステーキに野菜炒め、ワカメ、イワシもある。
4月8日
宮島、
厳島神社
宮島、鳥居の前
厳島神社参拝
千畳閣、五重塔
6時起床、天候良し、7時朝食、ワカメ汁。8時出港、宮島へ向かう。鳥居の前で写真撮影。9時20分桟橋に着け問い合わせ、消防艇の後ろ、1艇分のみOK,他艇が居なくて良かった。5トン未満20円、エ!12時間単位とのことで空いていれば接舷OK。池田さんの情報どおりだ、2時間の予定で上陸、鹿が放し飼い沢山居る。日本三景、世界文化遺産、平清盛が造営した厳島神社参拝、雰囲気が非常に良い。ゆっくりと鑑賞できた、帰りには千畳閣、五重塔にもよって、もみじ饅頭をほおばりながら参道を帰りました。
4月8日
屋代島へ
プカプカ、池田イケダさん
踊る波、大畠瀬戸
廃止桟橋に係留ケイリュウ出入デイ禁止キンシ
池田さんから電話があり仕事が明けてヨットで出たと言う、途中海上で会うことになり会えました。まだ先があるため海上でよくお礼を述べ分かれました。11時、プカプカと分かれ宮島瀬戸を南下、阿多田島の東、甲島の西を抜け岩国市の沖、山口県に入り広島湾を南下、大畠瀬戸を目指す。目標は屋代島小松港か対岸の柳井港を予定している。15時、瀬戸にかかる、本船と併走、本船を避け左に迂回、潮が早く波立っている10ノット超過、今回の旅で一番のスピード、踊る波の中、暗礁を避けるため右に迂回。続いて灯標を左に見て大きく右から迂回、ようやく静かな海面になるが浅瀬を大きく避けて小松港を目指す。ディンギが練習している、ここには大島商船高等専門学校がありそこの生徒だ、その生徒に着岸できる桟橋を尋ね、15時半、その桟橋に着けてビックリ。廃止桟橋で柵があり陸上と行き来が出来ない、どうしよう?通りすがりの漁師さんに他を訪ねるが無いと言う、別に陸に上がらなくても不自由はない、海面は静かなのでここで宿泊と決定
4月8日、9日
食事
夕餉ユウゲ、イワシとソーセージ
ペペロンチーノとミートソース
朝食は湯豆腐と五目飯
17時には夕餉、梅酒を開ける、イワシとソーセージで始まり、スパゲッティ−はペペロンチーノとミートソース、コンソメスープのカレー風味、色々なものが味わえる。石原さん曰く、家で調理が出来るようになった、奥さんが不在時にはある物で工夫し美味しいものが出来そう。9日、6時起床、天気良し、朝食は湯豆腐と五目飯、昨日の残りコンソメスープのカレー風味、いい味です。
4月9日三机へ
ティータイム
三机入港、山の上に橋が
メバルと鯛を購入
8時出港、今日の目的地は??天候に恵まれ日程に余裕が出来ているので松山に寄ることも考えたが、やはり三机とした。屋代島の西を南下、千葉崎を通過、平郡島の西、気持ちよい天気思わずデッキのブラッシング作業をし10時にはティータイム。(写真)八島を通過するといよいよ伊予灘、11時には本船航路を横断できた。残念ながら視界悪く四国は見えない。12時、昼食の用意、急にエンジン音が変化、アクセルダウン、藻のようだ、バックしスピードを殺すと大きな藻が浮かんできた。海の真中、他に藻はなく、たまたまの藻に丁度掛かってしまった、危ない危ない、この程度で済んでよかった、要注意。四国の山並みがようやく見えてきた、あと1時間半で到着予定。13時半、三机入港、(写真入港前、山の上に橋が)漁協で係留可能岸壁を確認、ついでにメバルと鯛を購入できた。(450円)
4月9日
三机港
漁協とは離れた岸壁に
メバルの煮つけと鯛の刺身
笑い話で花が咲く
広い港内、どこも深い、漁協とは離れた岸壁にもやいを取り、GSで水と燃料を補給、魚の下ごしらえ、食材の購入などを済ました。ヨットに寄って来た人に風呂はないかと聞いてみると加周に温泉があるという、どの程度の距離かわからない、地図を見て4Km程度と判断、自転車で行けば何とかなるでしょう。前に来たヨットも自転車で行ったという、頑張って今日は温泉だ。ところが大きな落とし穴が待っていた。顛末は別に書くが4時半に出発し帰れたのは6時半、体が冷えてしまった、焼酎のお湯割でホ!終わってみれば笑い話、良い運動が出来たと言うべきか、楽しい思い出になる。夕食はメバルの煮つけと鯛の刺身、美味しい、酒も進むし笑い話で花が咲く、気持ちよく寝よう。
4月9日
亀ヶ池温泉
ヤマウエハシまでノボり、さらに
亀ヶ池温泉はトオかった カエりは一気にりてきました。
三机は瀬戸内側、加周の亀ヶ池温泉は宇和海側、山を越えていくのだが聞いた話では坂はそこそこ距離がはっきりしなかった。温泉に魅力を感じ頑張ろう。30分掛かってようやく橋の下の峠に来てこの程度と思ったが、下りのつもりがさらに上りの急坂に疑問がわくが聞ける人がいない、ついに車をとめて温泉は?この坂道を登ってからまだ5,6kmとのこと、話が違う、どうしようか迷ったがここまで来てとの気持ちが強く・・・坂を登りきると海から見た山の上に掛かっていた大きな橋、その橋まで登ってしまった。景色は良いが味わって入られない、まだこの先が長かった、さらに温泉町へ下る坂、登った分だけ下るわけ、それもかなりのカーブと急坂、こんな坂はもう登れない、帰りは絶対タクシーを捉まえようと話しながら下りました。途中、屋根に温泉マークを見つけ一安心。でも到着するが人気がない?張り紙、4月1日から改築のため休止中、ショック!!もう帰るだけ、早く帰りたい、あの時諦めておけば良かった、悔やんでも後の祭り、まさか休止とは・・・・タクシーは?捜すにも人気がない、ようやく捜しあてても残念ながら出払っている、伊方から呼ぶのだが繁忙時間、30分は掛かると言う。待つしかない・・・。軽自動車が駐車してあったのでこれで送ってもらえないかと交渉、奥さんは自転車が乗せられるならと了解。折りたためばOK、良かった、急な坂道もこれで一気に、峠の橋まで送ってもらえた。話を聞くと2年程前に掘れた新しい温泉、まだ仮の建てやで今回新たに新築中であること。道路も整備中でカーブと急な坂道はトライアスロンの強化練習に良いそうで選手が練習するそうです。お礼を渡し、峠から後は下り坂を一気に帰ることが出来ました。
4月10日
佐田岬
朝食チョウショク
佐田岬先端
南側ミナミガワから
6時起床、天気良し、朝食後釣りに挑戦するが掛からない。地元の人は連れているのに。7時40分出港、目的地は別府温泉。10時半、佐田岬先端、南側に回り込み写真撮影。風が出てきて6ノット強、対地は8ノット強、素晴らしいスピードで滑っている。この追い潮もまもなく消えた。対岸の九州の山並みが見える、速吸瀬戸、豊予海峡、幅は12km程度。
4月10日
別府
北浜ヨットハーバーは工事中
名湯竹瓦温泉
100年の重みのある建物
14時40分九州、別府到着、北浜ヨットハーバーは工事中とのことだが入港できた、工事用の警戒船に横付け。誰も聞く人がいない、ディンギは上架してあるがクルーザーは居ない。しばらく様子をみよう。大分県の車が巡視か?一巡して帰ってしまった。16時過ぎ、名湯竹瓦温泉へ、大正時代の建設、100年の重みのある建物です。いい湯でした、熱い湯がジーンと体に沁みて来ます。温泉を楽しんで街を散策、いい気持ち。セーリング連盟の方が立ち寄り事情が聞けた、再来年度の完成予定、クルーザーは北の漁港に係留中、ディンギは利用可能で活動中。一晩の係留問題なし。夕食はハンバーグ定食、美味しい。
4月11日
別府に別れ
特製の力がゆ
ヨット群を見学
別府ベップマチ
7時起床、今日も天気良し、朝食は石原特製のもち入りのおじや、力がゆだ。9時過ぎに朝風呂、竹瓦温泉へ、その前にコインランドリーに寄り洗濯。熱い温泉、源泉は90度という、風呂には50度くらいが入れてあり42,3度が保たれているようだ。風呂の中ではじっとしている方が熱くない、動くとよけい熱く感じる。熱さがピリピリと感じられる。今日はゆっくり、3度も入ってしまった。地元の方と会話、三ヶ根山に泊まった、東条英機の慰霊碑、戦友会でよく旅行をしたとかで話が弾んでしまう。ランドリーに着くと乾燥機が1台故障、先約があり30分待機、会話で遅れたことが裏目になった。近くのスーパーで買い物を済ませ、乾燥機に投入しヨットに戻り一服、洗濯物を取り込んでようやく出発。11時になってしまった。工事中で待避しているヨット群を見学後、むさしに向けて出発。むさしに電話すると本日は定休日という、なんとか対応はしてくれるようだ。
4月11日
マリンピア
むさし
イルカに乗った少女
大分空港の隣
アクセスが非常に良い
別府湾、国東半島南を東進、13時40分、美濃崎通過、14時半空港東沖、飛行機が離陸していく。15時、マリンピアむさし入港。イルカに乗った少女が迎えてくれる。定休日ながら出勤しているスタッフが居て対応してくれる。入港手続き、フィート100円。大分空港の隣、アクセスが非常に良いのでレース後の係留地候補である。明日、サービス面を確認する予定、佐世保か大分かよく検討したい。夕食はカマスの一夜干しを仕入れた、これと野菜サラダに讃岐うどん、毎夕毎夕楽しい夕餉である。
4月12日
姫島へ
姫島が見えてきた
堤防テイボウ係留ケイリュウ
盆踊り狐踊りが有名
7時起床、天気良しゆっくりの朝食9時、ハーバーマスターが出勤、マリーナの1ヵ月係留条件、関門の情報等を聞く。潮に気をつけることと流れ物が多いので要注意、マスターもボートでロープを掛けたことがあるそうだ。潮の向きが思いと逆に気が付いた、上潮が西流だ、上潮に乗っていきたい、予定が狂った、明後日は早朝が上潮、出発時間を変更だ。目的地に早く着くことで丁度良いだろう。9時20分出港、姫島に向かう。姫島は国東半島の北東、周防灘と伊予灘を分ける位置で瀬戸内海の西の端になる、毎年の盆踊り狐踊りが有名だ。10時20分国東港沖、2時間後には到着予定。11時半ようやく姫島が見えてきた、かなり高そうな山がある。実は200m。12時10分昼食後に到着、漁船のおじさんに係留可能場所を尋ねる、我々が仮着けした場所はダメとのことで漁船だまりの南先が良いとのこと。移動して網を手入れしている漁師に聞くと浅いから注意とのこと、深さを確認、今が底、夜はさらに下がるが、何とかなる深さ、はしごのあるところに係留。
4月12日
姫島
拍子水温泉に到着、展望も良い
タコを茹でビールをいただく
刺身盛り合わせほか、お値打ネウ
島の散策、今日は島の料理屋で名物のエビタコ丼をいただく予定。温泉もあるというので先日のこともあり道を念入りに確認、大丈夫そう、今日は営業日だ、良し。姫島ブルーライン、島の南海岸沿いに走る道、これを走ること5km、途中には姫島海水浴場、ちいさな漁港、クルマエビの養殖場、曲線の海岸美等を楽しみながら30分、拍子水温泉に到着、温泉は炭酸と鉄分を含む濁り水、展望も良いところにあり(写真)風呂から道路越しに海岸を望める。ぬるめの湯にしっかり浸り、やはり気持ち良い、温泉は良いな!!帰りも同じ道を帰り、16時半帰艇、手に入れたタコを茹でビールをいただく。(写真)日本海の室津に回航途中のメンバーが尋ねてきた。何度も姫島には立ち寄っているそうだ、関門の情報を聞けた。彼らは明日関門を夕方の潮で一気に抜け下関側に入れるとのこと、我々はその潮の前に海峡のどこかで潮待ち、翌日早朝の潮で抜け、大島まで行く予定。今日は島の魚を賞味したい、名物のエビタコ丼、ところが目当ての店、昼は開いていたのに暖簾が下りている、隣の店は開いているものの声をかけても応答なし、3番目は予約客でダメ、紹介された店を訪ねるが2軒とも本日休業、温泉が良かったら店がダメ・・・・帰り道、応答のなかった店を再度訪ねると、良かった!マスターは居たがタコがない、別のメニューを選択(写真)、カレイの煮付け、車エビフライ、刺身盛り合わせ(カレイ、カワハギ)、うしお汁。お値打ちな料理にお酒をいただき美味しくいただく。明日の天気を確認、風が7,8m、追い風、天気は曇り、遅くには雨もあり。予定通り出港の予定。
4月13日
関門へ
島の北側、観音崎
関門橋が見えてくる
田ノ浦接岸
漁船の引き波で5時に起床、今日の予定を確認、天候は昼から風、夕方には雨、潮の関係から早く出ても向かい潮がきついだけ、やはり8時出港にしよう。朝食後、ゆっくりしていると昨日の漁船が帰ってきた。漁の出来を聞きながら分けてもらえる魚がないか聞いてみると、カレイは無いがウマヅラならと分けてもらえた。(500円)これで今晩がまた楽しみだ。生き締めしてクーラーに保管。7時40分出港、島の北側、観音崎(写真)の観光をしてから関門へ、途中何もない周防灘をつききるのみ。11時40分、シーバース付近、雨が落ちてきた。その後雨もやみ青空が。13時50分、風が強くなった、関門の入口、部崎通過。関門橋が見えてくる(写真)14時20分田ノ浦接岸、先に出たヨットがもやう後ろに我々ももやいを取った。潮待ち後に門司まで回ろうかと思ったが天気も心配、もうここでよい。
4月13日
田ノ浦
カワハギの刺身に挑戦するが
甲イカは刺身、椎茸をバター炒め
 
せっかくだから自転車を出して観光に、やはりダメだった途中で雨が、ホウホウノ体で帰り魚を捌く、カワハギの刺身に挑戦するが、薄皮がうまく取れない、諦めて全て煮物に、カワハギの肝は特に美味しい、甲イカは刺身にして、武蔵で買った椎茸をバター炒め、またまた楽しい夕餉が始まった。雨は上がり風が強い、丁度バウからの風で安定している。明日はまた良くなる予定、早朝出発で関門を越える予定だ。
4月14日
関門海峡
和布刈神社
旧門司港
関門橋の手前
5時起床、天候確認、午前中は6m、午後は落ちる。予報は変わらず予定通り7時出港しよう。昨日雨で諦めた関門橋まで行って見よう、まだ薄くらい中を一人で自転車、5時半、和布刈神社(写真)、人道トンネルは6時から、下関には渡れない。旧門司港へ、(写真)一番奥に立派な桟橋がある。杭が外付けで杭の間に入らないと着けられない、33では難しいかも。6時20分帰艇、朝食後6時50分、田野浦出港。7時10分、関門橋の手前(写真)、潮に乗り出した、+1+2・・・
4月14日
関門海峡
通過
下関魚センター前
倉良瀬通過
 
行き交う本船が多い、航路の西端から橋の下へ、岸辺を見れば川だ、なみ立つ中に突入、橋をくぐる、最高12.8ノット、航路のほうが波が少ない、本船をやり過ごし東に寄せていく。(写真は下関魚センター前、追い越し船をやり過ごす)平均10ノット、またたく間に巌流島を過ぎる、二人の決闘の像が写真に撮れなかった。関門海峡は蛇行している、風が変わるので合わせることが難しくなった、北寄りの風、12ノット位、蛇行と風に合わせタックを何回もしている、幸いにも追い越し船がなくありがたい。8時10分、小倉、戸畑を過ぎ彦島のはずれ、一時間でほぼ渡りきった。9時には若松の沖、10時妙見崎沖、日本海、響灘を行くが瀬戸内には無かったイヤナうねり、波がある。2時間もすれば目的地の福岡県筑前大島に着く予定。11時半、倉良瀬通過。(写真)
4月14日
筑前大島
鰤の子ヤズを仕入れ
宗像大社中津宮
カワハギの煮付けほか食べきれない
昼食はいくら入りスパ、海上は冷たかったが港はポカポカ陽気だ。島に上がって調査、燃料は漁協が休みでダメ、温泉は夏まで休止中、鰤の子ヤズを仕入れて夕餉の食材(写真)、水を補給して一段落。島内散策、まずは宗像大社中津宮、格式・歴史のある神社でした。(写真)続いて夢の小夜島と宗像市大島資料館に、資料館には海流による漂着物、大島の歴史がわかり易く展示してありました。ヤズを捌く、包丁の切れが悪い、何とかなった、刺身と照り焼きを作る予定。17時楽しい夕餉が始まった、刺身と野菜炒め、昨日のカワハギの煮付け(写真)、美味しいが食べきれない、私はヤズ茶漬けを作り賞味、良い事これなし、刺身の残りは煮付け、照り焼きは明日の楽しみに。明日の天気は夕方から雨、なるべく早く出港し壱岐に向かう。日程に余裕が出来たので対馬まで先に観光し博多に入る予定。
4月15日
壱岐へ
小呂島の手前
対馬のフェリーと交差
舵誌紹介のヤンマー前
3時過ぎ、夕方は陸から吹いていた風が逆になっている。アンカーを入れて岸壁からは離れるようにしておいたが結構寄っている。波がチャポチャポ五月蝿く、また良く揺れる。5時半起床、6時朝食、6時半離岸、抜錨し40分に出港する。天気予報は雨マークが消えた、ありがたい。天気は曇り、風12ノット南西、目標270度、今日の玄海灘は波と3m程のうねりがあり走りにくい。今日の目的地は長崎県壱岐島、芦辺港、温泉が入れる港を選択。8時過ぎ、風が正面に変わり走りにくい、波が悪い5ノットキープできない。10時、小呂島の手前(写真)、壱岐島がかすかに見える高い山が無い平坦な島のようだ。11時、小呂島の南通過、天気が良くなり、風も落ち波も静かになった。11時半、対馬のフェリーと交差。(写真)13時40分接岸、舵誌紹介のヤンマー前(写真)、確認するとダメ、移動。
4月15日
壱岐芦辺港
トイレ近くの岸壁
岸壁横付、階段もある
照り焼きとハンバーグ、コンソメスープ
ヤンマー職員のアドバイスに従い漁港内の良さそうなところへ移動(写真)、了解取りたいが漁師が居ない。フェリー乗り場へ町の調査、スーパーダイエイあり、トイレが近くに無い、GSは休み、風呂は町営福祉施設の温泉つばさ、ここへ行くついでにトイレを見つけ、その近くの岸壁が空いていることを確認、ダイエイも近いし風呂の後に移動、岸壁横付けし階段もあるし良し良し。(写真)実はこれが誤算だった。夕食はヤズの照り焼き(写真)とハンバーグ、コンソメスープ、いつもながら美味しくいただく。天気は夜崩れるとは確認していたが、風向きを間違えた。夜中に東の風が強まりヨットの腹が階段に当たり問題発生しそう、強風になる前に移動しようと3人で作業、暗い中を注意、反対側に移動しアンカーを入れて槍付け、ようやく安心して眠れた。
4月16日
壱岐島観光
昨晩は左側に横付け
はらほげ地蔵
松永記念館
7時起床、朝から雨、曇り程度なら港の移動を考えていたが、雨では芦辺に待機しよう。レンタカーで島の観光をしようと行き先とレンタカーの調査、6時間5000円、三菱の軽自動車。アンカーの効きが甘いが岸からの風、増しロープと隣の漁船からロープを取らしてもらい雨の中を壱岐島の観光に出発。(写真、昨晩は左側に横付け)まずは八幡半島の左京鼻とはらほげ地蔵(写真)、石田町に入り印通寺港、松永記念館(写真、記念館の庭は福岡電鉄の敷石)へ、日本の電力王、電力の鬼、松永安左エ門翁の生誕地がここ壱岐島石田町でした。私も電力マンOB、ここはぜひ見学したかった。管理人から親切丁寧に説明されあらためてその偉業や政界や経済人は非常に厳しい半面、奉公人にはやさしい人柄だったこと、自分や家族にも厳しかったようです。「我が人生は闘争なり」「今やらねばいつ出来る。わしがやらねば誰がやる」
4月16日
壱岐島観光2
鬼の足跡
カゼツヨ漁船ギョセンに横抱き
アジを購入し煮魚
郷ノ浦町でコインランドリー、その間に昼食と壱岐郷土資料館、鬼の足跡(写真)を観光出来た。その後、岳ノ辻展望台と安国寺に寄り芦辺に戻る。GSに燃料補給を依頼、風が強くなっておりやはりアンカーが引け気味、漁師さんが丁度船を見にきて横抱きしても良いと言ってくれる。ありがたい、風が一段と強さを増し移動も一苦労、漁師さんも指示、手伝ってくれ何とか移動を完了(写真)、これで心配せずに眠れる。一息ついて昨日と同じつばさ温泉に、ダイエイで夕食の食材にくじらの赤身・刺身用と煮魚用にアジを購入し夕餉(写真)を始めた。明日の天気を確認するが風が残りそう、心配だ。ヨットは揺れるが良く眠れた。
4月17日
伊万里×、
呼子へ
馬渡島手前
呼子大橋通過
レストラン金丸前岸壁に着岸
6時起床、明方から風は収まった、青空が見える。回復したが天気予報を確認、海上は波浪注意報、天気は晴れ、風は北西4−5m、明日はまた雨の予報。対馬は北西方向、波浪注意報の向かい風、行きたくない。いろいろ検討した結果、対馬は今回諦め、ごみ対策もあるし無理せず風下の佐賀県側の伊万里マリーナに変更しよう。8時40分抜錨、沢山取ったロープを整理し9時出港。港外は大きなうねりと波、風は10ノット程度、横風で快調に滑る。名島の手前、波長の短いうねりと波、対地がマイナス2、きつい潮がある、海流かも?ジャイブし壱岐島に寄せる。10時半過ぎ、なだらかなうねりに変わった、対地スピードはマイナス2変わらず、ながれ藻が多い、注意。予定の海の駅伊万里マリーナに電話、留守電、資料をチェックすると火曜日休み、しまった。行くだけ行ってみるか。海流の影響だ、マイナス1、ヘディング205度なのにベアリングは190度、横に流されている。12時、馬渡島手前(写真)、6ノットをキープ出来るようになった。伊万里の調査をするがマリーナに入らなければ良い事なし、他港を調査、平戸、松浦、唐津、呼子・・・検討の結果は呼子に変更。12時半、90度変針呼子に向ける。13時30分、呼子大橋通過(写真)、泊地を捜し一番奥に、漁船遊漁船多くスペースなし、手前のレストラン金丸前岸壁が良さそう、14時、アンカーを入れて着岸(写真)、隣の漁船主が来た、早速確認すると、OK,安心、横付けも了解してくれる。
4月17日
呼子
ごみ処理は唐津市の袋を購入
あおりイカ、アジを購入
壱岐の焼酎、天の川
町の調査、トイレ、水、風呂、ごみ、買い物、等々漁港のほうへ歩くと道路沿いに干物の売り子が沢山並んでいる、ここ呼子は朝市で有名、明日の朝市、ぜひ覗いてみたい、楽しみ、ごみ処理は唐津市の袋を購入(写真)し明日の収集に出せる予定。あおりイカ、アジを購入、夕餉の材料は揃った(写真)。イカは刺身にアジは煮付けた、壱岐の焼酎、天の川を開け楽しい夕餉が始まった(写真)。今日はインターネットも可能、ゆっくり出来そう、ただ明日の天気によっては待機になるだろう。
4月18日
呼子滞在
中村ナカムラ、茶のパック詰め
田中タナカ、デッサンの色づけや読書
昼はみりん干しを肴に一寸一杯
6時起床、雨だ、予報より早い、早速チェックすると今日は一日雨、やはり待機せざるを得ない。朝食後トイレに行くついでに朝市を見学、ここ呼子は日本の三大朝市の一つと言われているようだ。雨の中大きな傘とビニールを張ったテントで売り子の皆さんが客を呼んでいるが、寄る観光客が少ない、ついみりん干しを購入してしまった。雨の待機、それぞれ思い思いの過ごし方、私はパソコンでの整理作業やお茶のパック詰め、田中さんはデッサンの色づけや読書、石原さんは散策や音楽鑑賞。昼はみりん干しを肴に一寸一杯、カレーうどんで身体を温める。
4月18日
呼子滞在2
夕日が呼子大橋に沈む
おでんを煮込み身体を温めた
美味しい美味しいの連発
雨のせいばかりでなくとにかく冷える。16時過ぎようやく雨も上がり青空が、九州南部はかなり荒れているようだがこちらは強い風も無く静かな一日だった。掲示板にラピタから渡辺さんが佐世保に向かっているとの情報があり、早速渡辺さんに連絡、10時半に名古屋を出て17時半には佐世保に鉄道で到着している。先の予定を検討するに良い機会なので明日の天気を確認し、ホーネットで佐世保に向かう約束をする。西海パールシーマリーナ、入口が入り込んでいて初めて行くには難しい所らしい、早速GPSデータを活用、きらきら丸の情報を元にシミュレーション、目的地を頭に入れた。18時過ぎ、夕日が呼子大橋に沈む、良い写真が撮れた。夕食は冷えていることもあり一杯はもちろんだが、おでんを煮込み身体を温めた。毎度のことながら美味しい美味しいの連発である。石原コック長ありがとう
4月19日
佐世保へ
玄海原発沖
平戸瀬戸入口
平戸大橋
5時半起床、良い天気だ、天気予報の確認、変わっていないが明日の午後からは風が強まる。7時離岸し抜錨、アンカーが上がらない、隣の漁船アンカーと交錯したようだ。お助けリングを活用するが上がらない、困っているところに漁船の船主が来てくれた。結局漁船のアンカーを引上げ外して貰う、済みません、謝りながら気持ちのビールを渡す。7時半、ようやく出港、まずは平戸を目指す、8時半には玄海原発沖(写真)を通過。瀬戸内とは違い、少しうねりが残っているが気持ち良い天気である。10時半、西海マリーナに電話、係留可否の確認を得てから渡辺さんに電話、14時半頃には到着予定。11時平戸瀬戸入口(写真)に、11時半平戸港沖を通過し平戸大橋に掛かる。潮は追い潮、+2。
4月19日
西海
パールシー
マリーナ
浮瀬
西海パールシーマリーナ到着
シャンティーWさんと
湾内に入ると海が静か、瀬戸内と同じだ。天気快晴、暑いぐらい、ランチタイム。13時、下枯木島東通過、13時半、牛ヶ首、14時、浮瀬(写真)、養殖いかだが一面、九十九湾に入った。桂島、牧島、を越えるが一面島ばかり、どこに水路があるか見た目にはわからない。GPSときらきら丸のメモを頼りに進めるとありました。14時半、西海パールシーマリーナ到着。(写真)渡辺さんが迎えてくれる、今日は潜水し船底掃除をしたとのこと、手続きを済ませ夕食を一緒にする約束をして買い物や風呂を済ませよう。風呂は目の前にある九十九島観光ホテルで400円、まだ客の居ない一番風呂をいただく。17時半、呼子で購入したみりん干しとイカの一夜干し、それにここの岸壁で取った牡蠣を肴に、渡辺さんも薩摩白波他を持ち込み楽しい宴が始まった。(写真)いつのまにか21時半、時間が過ぎるのは早い、明日のこともあり切り上げた。
4月20日平戸へ
牛ヶ首通過
平戸大橋手前
立派リッパな桟橋に接岸
5時半起床、天気予報の確認、やはり午後は風が強くなる。明日は6m程度の予定、午前中に平戸へ行き観光し明日博多に向かおう。追い潮で平戸に行きたいので7時出港とする。7時、渡辺さんはまだ寝ているようだ、挨拶せずに出港。昨日と反対のコース、沖が見える水路があると最短距離を取りたくなるがメモどおりに進む、昨日より潮が高く水路幅が広いが岸には寄れないところが多い、所々にある注意ポールがありがたい。ちなみにここの潮位差は大きく3m以上あるので要注意である。7時半には浮瀬通過、追い風で+1ノット、対水を6ノット程度に抑え機帆走。8時、牛ヶ首通過(写真)、8時半、風が上がり帆走で6ノット以上をキープ、渡辺さんに昨日のお礼の電話をしておく。9時半、平戸大橋手前(写真)、10時には桟橋に接岸(写真)、市役所に電話、担当が都市計画課に変更されていた。指示どおり観光案内所に桟橋利用申請書を提出。ティータイムの後、今日はここ平戸の観光をしよう。
4月20日
平戸観光
聖フランシスコザビエル記念教会
寺院と教会風景
天守閣から見た平戸瀬戸
11時、資料をもとに散策コースを決定、オランダ商館跡、松浦史料博物館、聖フランシスコザビエル記念教会、寺院と教会風景、幸福橋(オランダ橋)、平戸城、亀岡公園、最教寺等、途中昼食を取りながらゆっくり散策したい。松浦史料館、中々の史料があり松浦一族の歴史を認識しなおした。聖フランシスコザビエル記念教会、寺院と教会風景では写真を撮るが中々難しい(写真)、昼食後平戸城へ、登りがきつい、天守閣内には史料が多く、東海から離れた九州の歴史認識を新たにしたものです。やはり、松浦一族の歴史とその功績資料が主なものです。天守閣から見た平戸瀬戸は、潮が川のようだった。
4月20日
平戸温泉
海上ホテル観月館
平戸大橋を望む露天風呂
干物をあぶりながら冷たいビール
最後に最教寺に行く話は疲れてもう坂を登りたくない、やめてヨットに戻りました。夕食の食材、アゴ(飛魚)とアジの干物を購入後に温泉へ、観光案内所で紹介されたホテルは2軒、海辺のホテルを選択、海上ホテル観月館、平戸温泉みづきの湯。平戸大橋を望む露天風呂(写真)と水族館を楽しみながら温泉に浸かる大浴場が自慢の温泉ホテル、600円で温泉に浸かったが今回の旅行で温泉らしい温泉、お値打ちだ。機会があったらもう一度来ても良い湯と思った。気持ち良い風に当たりながらヨットに戻り、干物をあぶりながら冷たいビール、美味しい焼酎、ご満悦である。今日でクルージングが1ヵ月、明日は博多に入りレースの準備に入る。風も少し落ち着いてきたが、まだまだ吹いている。西海マリーナから電話があり、1ヶ月の係留予約も出来た。アリランレース後、こちらには再度寄ることになるだろう。
4月21日
福岡、
マリノアへ
加部島ツイタ鼻沖
玄海島通過
博多ハカタ、マリノア入港マエ
5時半起床、曇り空、昨晩の強風は止んでいる。天気予報を確認、曇りから晴れ間、風は南で午後少し強くなる予報。予定通り出港だ。6時半、もやいを解き出港。潮も止まる時間、静かである。7時半、風は14ノット、6ノット以上をキープ、対地は7ノット順調である。9時、玄海原発沖、9時半、加部島ツイタ鼻沖(写真)、12時、玄海島通過(写真)、13時マリノア入港、順調に到着できた。事務所で手続き、博多で世話になる松雪さんに到着の連絡をする。予定通り32日目で福岡着、途中順調に航海し予定外の壱岐島、佐世保、平戸等へも寄る事が出来大変良かった。まずは第一関門通過です、皆さん応援ありがとうございました。