年月日ネンガッピ 写真シャシン 写真シャシン 写真シャシン
4月22日
雨のマリノア
昼食はスパゲッティミートソース
天幕を張り、ハッチを開け
ヨルのマリノア
朝から雨、出港予定が無いのでゆっくり・・・今日は洗濯をしよう。三人が順番にマリーナ内のコインランドリーに。天気のせいか、能力のせいか、三人が繰り替えし午前中が終わってしまった。大阪、広島からの回航艇が雨の中を徹し到着、係留後とんぼ返りしていく。現役組は我々と違い大変だ、昼食はヨットの中でスパゲッティミートソース。昼食後も雨、今航海一番の大雨だ、今までなんと運の良かったことか、あらためて思う。今まで寒かった所為もあるがバウハッチは開けていなかったが、今日、初めて天幕を張り、ハッチを開け換気を図った。午後2時過ぎ、ようやく雨も止んだ。北河君から電話、スモールレースはバイキングのみフィニッシュ、他はリタイヤ、タイムリミット・・・雨の日曜日、人気エリアのマリノアシティー、すごい人出と車の洪水、マリーナは静かだが一歩踏み出すと大変な人出だった。町の探索は天気の回復する明日以降とし、ヨットの中でジッと過ごした。一ヶ月、ヨット上で過ごしている所為か、何の違和感も無く一日が過ぎていく。
4月23日
博多滞在
ヨルはマリノアシティーで外食ガイショク
夜中に北の吹き出し強風、天幕をはずす。7時起床、北の風が強い、マリーナは北がオープンなのでまともに風を受ける。今日は何をしよう、目的がないとやる気が起きない。町へ出て買い物でもする予定。レース中の献立計画、10人分をどうするか、手の込んだことは出来ない、お湯を沸かすだけでも大変、食器の用意も・・・パン、カップラーメン主体で考えるしかない。ヤカン一杯で何人分が可能か?最大2l、チェックをするとカップヌードルで0.25lドンブリ型で0.4lは必要、扱いが容易なカップヌードル型に統一しよう。韓国での購入は分からないので全て博多で購入の予定、等など入出国手続きの書類整理、事務所にプリント依頼、昼食後街へ、マリノアからバスで天神へ、途中の新しい街並み、天神界隈の賑やかさ共、名古屋に比較し博多のほうが上だ。三越でお土産を購入し自宅へ送付後、港へ移動、出港手続きする合同港湾庁舎、国際ターミナルを下見、帰りは地下鉄で姪浜へ、駅前のレンタカー会社に寄って打ち合わせ、バスでマリノアへ、このバス代が100円、この値打ちさにはビックリです。夜はマリノアシティーに出て夕食、気持ちよくのんびり出来ました。
4月24日
博多滞在2
小戸市営ヨットハーバー
メンテナンス用の揚降設備
姪浜駅前、北口キタグチ
今日は薄曇り、午前中は出国書類の最終整理とマリーン広場総会資料を整理し28日の行動予定をシミュレーション。出入国手続きの受付時間等が変更になり29日13時までに釜山に到着せねばならなくなった。当然、出港時間を早めないと、審査終了したら少しでも早く出港したい、釜山まで110マイル、5.5ノットで20時間必要。17時に出港して13時になってしまう当日到着メンバーは博多の雰囲気を楽しむことなく出港する。早く着いて韓国・釜山を楽しむ時間が増えるわけだ。午後、昼食後街を散策。まず、隣の小戸市営ヨットハーバーへ驚いた、クルーザー桟橋に一杯、1列20隻が10列、200隻だ。上架保管はディンギのみ、クルーザーメンテナンス用の揚降設備はあった。海上、陸上とも広さは十分あり申し分なし、ただ施設は全体に古くなっておりその分我慢せねばならないだろう。その後はホームセンターで買い物し、姪浜駅前まで自転車で往復。夕方はさらに遠くのお風呂まで自転車で頑張る。
4月25日
博多滞在3
船底掃除の日
ドジャーを屋根にテントを張る
屋台、朝日屋
今日は船底掃除の日、午前中しっかり掃除しました。1ヶ月のクルージングでかなり汚れました。喫水線は油で黒いラインができスターンは排気で黒ずんでいます。蒲郡で磨いたときは塗装が硬くて中々磨けませんでしたが今回は水ペーパーで容易に磨けました。塗装を追加するほどではありません。午後はクルージング用品の積み下ろし作業沢山の量に驚きますが何とかなりました、ドジャーを屋根にテントを張りこの中に満杯です。船内、船外の掃除、デッキは洗剤を使い掃除するが汚れが完全には取れない、明日洗剤を工夫します。夕方、ようやく作業が終わり慰労会、中洲へ行こう。天神から中洲までぶらぶら散策し屋台を物色、お姉さんの居る屋台、朝日屋へ。美味しい肴とおいしいアルコール、楽しく出来ました。カストリと呼んでいた焼酎、ロックが良かった、作業の疲れと気持ち良い酔いでぐっすり眠れました。
4月26日
博多滞在4
ライトゼノアのパッチを貼る
山笠で有名な櫛田神社
祇園山笠
今日はセールのチェック、ライトゼノアのパッチを貼る。蒲郡出港前は強風が多くパッチを貼らずに持ってきた。位置を確認し桟橋で貼り付け作業、今日は暖かでこんな作業でも汗が出る。メインセールも装着、他のセールもチェックできた。ORC計測証書、SR宣誓書コピーをレース委員会に提出、出国書類の必要枚数を確認し日本の出入国、韓国の出入国別に整理準備、手間の掛かることだ。午後は地下鉄で街へ、一日乗車券で乗り放題600円、まず空港へ約30分。到着ロビーからタクシー乗り場、地下鉄乗り場をチェック、分かり易く迷うようなことは無い。折り返して博多駅、5分で着いてしまう、人が多く大都会、タクシーは沢山待っている。ここから国際センターまでは大博通りをほぼ一直線で行ける。地下鉄で隣の祇園へ、ここには山笠で有名な櫛田神社がある、7月1日から15日まで繰り広げられる祇園山笠、男の祭り、ふるさと館に寄りビデオで勉強。5月2日から4日の博多どんたく港まつりも資料で勉強、踊りとパレードが主体の市民祭りである。ぜひレースを3日の夕方までに終え一緒に楽しみたいものである。
4月27日
博多滞在5
鯵を煮付け
レースに向けて帆走指示書等を確認、釜山レースとアリランレース、釜山は島回りのレース、GPSをチェックするが釜山はデータが雑、島も地名も無い、パソコンに入れてあるマップソースを見るとこちらの方が詳しく、島の位置も判断できた。係留するヨットハーバーの位置、禁止区域の確認もできGPSに記録しておく。松雪さんがホテルの案内図を持ってきてくれたついでに潮のことなども聞いておく。過去、風が少ないことが多く対馬で再スタート、玄海島で再スタートがあった、それぞれ潮がきついところで風と潮に悩まされるようだ。夕方、明日の出港を控え買いだし、沢山の量だ、レンタカーで運搬。ついでに港まで下見、混雑状況にもよるが、12km、2,30分は掛かる。集合場所の名称のミスに気がついた、メールでは国際センターと伝えてしまったが、国際ターミナルだ、電話で修正連絡しておく。夕食、久しぶりに魚料理、鯵を煮付け、イワシを焼き、おいしい焼酎で・・・・10人揃えばこんな料理はもうやれない
4月28日
釜山へ
全員で記念写真
能古島に掛かったところで乾杯
水平線に沈む夕日を眺め
いよいよ釜山へ向けて出港の日、天気は快晴。10人で乗船するため荷物も多く少しでも軽くしたい。一昨日、大物は片付けたので今日は個人のものを主体に整理、例のテントに運ぶ。9時過ぎ、港に出向き税関提出書類の申請を済ませヨットに戻る。>北河から電話、福岡到着の知らせ、黒屋と一緒に姪浜に来るように依頼。我々はマリナタウンで食事し連絡を待つ・・・・黒屋の便が到着遅れ、結局佐々木、三戸とも合流し直接ターミナルビルへ。さらに後便の正木、十八日、多田達も14時半には予定通り揃い、15時過ぎには出国審査完了。車でマリノアに移動するが渋滞で時間が掛かる、予約しておいた夕食、朝食用の弁当とおにぎりを受け取り、荷物を整理し全員で記念写真、16時40分出港できた。能古島に掛かったところで乾杯、陸上では暑いほどの天候も海に出れば冷っとする、慌てて着込み、ナイトセーリングに備える。水平線に沈む夕日を眺めたあと、少し風が出てきてセールアップ、スピードも上がる。回りはイカ釣り漁船が一杯、沖へ行くほどに船数が増える、小呂島から対馬まで途切れることが無かった。総距離110マイル、5.5ノットで20時間の予定だが順調に快走。午前2時の交代時には残り50マイル、10時到着予定になった。
4月29日
釜山へ2
水平線から昇る朝日
国境線を通過
釜山港沖
5時、対馬の北端を通過。5時半、水平線から昇る朝日、快調に滑る。6時50分国境線を通過、GPSには警告が表示された。9時釜山港沖、林立するビル群がすごい。建設中のマンション群、その数の多さに驚かされる
4月29日
釜山着
ビル群の谷間にヨットハーバー
旧セクシーユー(ワントン、40f)
乾杯後、昼食
いただいた案内のとおりに進むとビル群の谷間にヨットハーバーがある。日本ではマストがまず目に付きマリーナの存在が分かるがここでは高いビルの谷間にあり、マストが目立たない。ハーバーに入れば大きなボート、ヨットがこんなに係留されているのに・・・日本から流れてきた中古艇も活躍しており、旧セクシーユー(ワントン、40f)も見つけました。面倒な入国手続きもスムースに完了、ヨットに戻り乾杯後、昼食。
4月29日
釜山にて1
海運台グランドホテル
窓からの景色
窓からの景色
松雪さん手配の車を借用しホテルへ移動、ほっとしました。ホテルは海辺に面した24階建ての海運台グランドホテル。天気もよく、窓からの景色が素晴らしい眺めだ、海辺では観光客、ファミリーが沢山遊んでいる。これからの予定を協議、今日は焼肉、明日は観光で国際市場、ジャガルチ市場などへ行こう
4月29日
釜山にて2
オンヤン炭火カルビ
注文のお肉が次々
ユッケと蟹が美味しかった
松雪さん紹介のサイさんに電話、1時間後には了解の返信、よかった。夜の焼肉もサイさんの案内でオンヤン炭火カルビへ、まずは韓国ビールで乾杯、注文のお肉が次々、店員が手際よく焼いてくれる私にはユッケと蟹が美味しかった、蟹を生で食べる、唐辛子で辛いがよい味と食感だ韓国焼酎、変に甘さがある、ロックでなく水割りの方がイタダケタ。大満足でホテルに戻り、バタンキュー
4月30日
慶州観光1
石窟庵
アリランレース必勝祈願
仏国寺
朝9時、ロビー集合、天気は曇り。三戸さんはエステを体験したいそうで慶州観光は不参加、9人で出発。慶州はどこにあるかも良くわからないまま、京都のような歴史のある街、ということだけで行きたくなった。運転ガイドに聞くと80Km程あり、片道1.5時間、観光には1日掛かってしまうようだ。釜山の市場にもぜひ寄りたいので、寄る観光地を限定してもらうことで出発。説明どおり一番目の観光地、石窟庵に到着したのは10時半を過ぎていた。後に見学する仏国寺と合わせ世界遺産に登録されているだけあってその規模、歴史は相当なものだ。瓦の寄進を求められ、アリランレース必勝祈願をサインし快く寄進した。次は同じく世界遺産の仏国寺、日本語説明を進んで買ってくれる人が現れ付いて回る。宇治平等院や奈良法隆寺との関係を交え、天国、極楽への説明が色々ある。この説明者、実はお土産屋を経営していて説明後には店に連れていかれてしまった。
4月30日
慶州観光2
焼肉定食、蟹定食、野菜定食
大陵苑
ホテル近くのおでん屋
昼食は運転ガイドの紹介でレストランへ、みんなの希望で焼肉定食、蟹定食、野菜定食をたのみ早速ビール、定食は大盛り、お腹一杯、皆食べきれない、一人分が多すぎる。昼食後は窯元と大陵苑へ、大陵苑ではまた説明を買ってくれる人が現れた、古墳の説明を丁寧にいただいた後はお決まりのみやげ物店へ・・・・3時過ぎ、慶州を引上げ、高速道路を利用し釜山に戻る、国際市場とジャガルチ市場、すごい店の数と人出の多さに圧倒された。天気も何とか一日たもって、ここでぽつぽつと落ちてきた。ホテルに戻り、三戸さんと合流、夕食は軽くしようとホテル近くのおでん屋を紹介してもらい乗り込んだ。おでん、お好み焼き、焼き鳥、焼き魚、ビール、日本酒、焼酎をいただきお腹一杯。中々軽くは行かない、気持ちよくなった人がホテルの部屋で2次会を開催、夜は更けた。
5月1日
釜山レース
五六島、先行艇を追い回航
スーパーに寄って買い物
釜山広域市長盃レース、優勝ホーネット
昨日の雨が上がり、曇り空、いつから風が吹くか・・・眼下の海岸は大波である。タクシーでヨットハーバーに移動、セールなどの準備、艇長会議は韓国語、いくつかの質疑があり無事終わった、参加艇は欠席艇もあり24艇、シーム、ファーのライバル艇は参加しない。海上に出るとさすが外洋、うねりがしっかり、三河湾とは違う。風は予想ほど上がらずジブの選択に迷う、ライトを用意しようとした15分前、また風が上がり結局ミドルに。5分前、フラッグが上がらない、延期信号も無い、???3分8秒前、急にフォーンが、正時ではないが5分前だ。4分前、1分前、間違いなく進んでいく。スタート、リコール艇在り、ホーネットは大丈夫、KOR5500とJPN5438が先行していく。どのように進めるか、片のぼりなのでコース選択はない、マークに近づけるだけだ、潮は逆潮が少し、−0.5程度、風はむらがあり、うねりに乗せにくい。回航する五六島の近く、どうアプローチすべきか、一度岸に近づけ4回タックで回航、初めての島、深さはあるが潮に注意との忠告、先行艇の後を追い少し離して回航(写真)、先行2艇はジャイブ後にスピンアップで岸よりに、我々はまずスピンアップ、落ち着いたらジャイブし沖だしのコース、潮は沖の方が強いとみて沖コースを維持、2艇を追う。潮の影響が在った、少し追いついた、フィニッシュ間際、ついにJPN5438をとらえ先行、2着でゴール、成績が楽しみになった。ハーバーで昼食とビールをいただいてから歩いてホテルへ、途中スーパーに寄って買い物(写真)、シャワーを浴びてすっきりした。17時の艇長会議に出席のためクラブハウスへ、今日の釜山広域市長盃レースを確認、優勝ホーネット、ヤッター!!先行したKOR5500、FIRST40.7S、THE WINAVEはOCS、JPN5438、FIRST40.7とはほぼ同じレーティング、先行したことで抑えれた。ついていた今年の初レース、初優勝、スタートが良かったこと、スピンランのコースが良かったことが勝因か。
5月1日
釜山レース
豚の骨付き肉鍋で盛り上がり
夕食・祝賀パーティー
優勝賞品はトロフィーと30万W
優勝賞品はトロフィーと30万W、その後の夕食・祝賀パーティー、豚の骨付き肉鍋で盛り上がり、パーティー費を十分まかなえました。何たって優勝、ウレシー!!!!明日からのアリランレース、頑張るぞー
5月1日
釜山市長盃レース
 
   
スタート前スタート前の写真です。
5月1日
釜山市長盃
レース
   
 
スタート前2北河がベストポジションです。
5月2日
アリランレース
スタートマエ記念キネン写真シャシン
一直線で博多へ行ける
夕日ユウヒ
レース当日、天気が気になる、眼下の海は昨日より波が静かだ、風も少ない。7時半、ホテルからタクシーでマリーナへ。まず、出国手続きを済ませヨットの整理、お土産などと個人用荷物をまとめセンターに置く、天気もよくのんびり談笑、10時半早めの昼食を済ませ11時出港、スタートラインへ。気になる風は12ノット程度、これから上がるのか下がるか、対馬の天気を確認するともっと吹く予想だが吹いていない、昨日もそうだった。迷いつづけた結論はライトで。12時、スタート、リコールあり、VHFで他艇がコールされている。目標ラムラインは155度、西南西の風、一直線で博多へ行ける。潮の影響で左に流れている、ヘディング170度で目標ラインだ。GPSに目標ラインを現してヘディングラインを見れば一目、今回はGPSのおかげで従来の数値表示だけから画面表示、ヘルムスがすぐに気がつくようになった。ただし出入り口に設置したので注意しないとアームを傷めそう、注意を要する。ジブハリが緩んでいる、ウインチで巻き締めるとロックとウインチの間でハリヤードがブッツリ切れた。一瞬何が起きたかと思ったが当面は支障なし、さらに風力が上がり16ノットを越す、ジブチェンジをするにはハリヤードを繋げなければならないがどうしよう、セール修理用の針と糸が無い、かなりの力が掛かるので・・・・・針金とテープで何とかしたがうまくいくかどうかはやってみなければ分からない。風力が上がったがジブ交換判断に迷う、快調に走り14時20分国境通過、16時対馬北端通過。風が上がるとヘルムがきついがまだ交換に迷っている。気象予報の確認では21時以降風が落ちる予想、よし、このまま頑張るぞ!19時、残り55マイル、ほぼ半分、平均8ノットで走っている。このまま行けば深夜2時にゴールだ、途中風が落ちてくれば明るくなる頃にフィニッシュか22時頃、大型船とミーティング、気づくのが遅れ、危ない、危ない・・・ベアーし避けるとブランケットが出るくらい接近していた。風は相変わらず、16ノット程度で弱まらない。1時過ぎ、玄海島通過、本部にF予告。他艇の交信も続々入っている。知らない海域、玄海島の西、暗く狭い水道を注意し進める、網のさおがあちこちにあるはず、気をつけなければならない。湾に入ると風が10ノット以下に、Fラインまで5マイル程度、回転灯を捜す。正面に見つけゆっくり進む、2時9分フィニッシュホーンが鳴った。釜山から155度一直線、セールチェンジも無くただただ一直線、110マイルを14時間、平均8ノットで走りきった。レーティングを上げてまでせっかくマストトップスピンに変更したのにその効果を出せないままに終わったことが残念である。桟橋につけ本部へ帰着申告、全体で16着、ORCでも入賞は難しいポジション、どっと疲れが出てきた。まずは寝よう。
写真は桟橋で、スタート前、夕日
5月3日
博多
入国ニュウコク手続テツヅ  
居酒屋、まる家
 
 
地元ジモト朝日アサヒ新聞シンブン、ホーネット(愛知アイチ釜山プサン市長シチョウハイ優勝ユウショウ記事キジスコ  
7時起床、朝食後ヨット片付け、入国手続きレース前に整理したクルージング用品を元に戻したりセールの塩出し等々作業が終わり昼食、タクシーで宿舎へ移動、博多船員会館、古いが値打ちに泊まれ街に近い、夜は中洲で楽しもう船員会館で朝日新聞2日のスポーツ欄、アリランレース・釜山市長盃レース記事を見つけた、小さな記事だが最後にホーネット(愛知)優勝が載っている。17時半、中洲に出て以前利用した朝日屋、残念ながら客で満員。近くの居酒屋、まる家、色々なものを注文、生ビール、札幌ワイン、焼酎、日本酒・和華蘭、イカの生き作り、皮酢、イワシ明太子、きびなご天婦羅、酢さば、・・・・・何もかも美味しい、よく食べよく飲んだ
5月3日
博多2
朝日屋、やはり満員、路上で注文
博多ラーメン、「だるま」
21時前に朝日屋へ、やはり満員、路上で注文、焼酎ロック、明太子焼き。やはり最後に博多ラーメンをということで物色、タクシーに聞いた「だるま」へ。客が10人ほど路上に並んで待っている、当方も順番待ち。結論を言えば立って待つほどの違いはないと思った、宿に帰ったら23時を過ぎてしまった。イカ釣り船の玄界灘クルージング、釜山・慶州観光旅行、釜山市長盃優勝、一直線のアリランレース平均8ノット、博多・どんたく港祭り、中洲の夜、・・・・・ホーネット、博多・釜山慰安会、楽しい楽しい旅行でした。
5月4日
表彰P
優勝はKOR77,Snark7,Contest55cs
我々は7位、着順では9位
長さで負けた船はいないことが慰め
5時起床、たまってしまった航海記をまとめようとするが時間が掛かってしまう。7時には朝食、朝食後には釜山旅行、レースの会計精算、概算では28日から4日、ヨット2泊、ホテル4泊、観光旅行、宴会費、レース参加料込み込み平均8万円で済みそう。10時、ヨットに移動、クルージング仕様の整理整頓、天気予報では明日から雨、待機せざるを得ないだろう、十八日と多田は同行をあきらめ下船。12時、表彰式は隣のエバーグリーンマリノアホテル、あらためて成績を確認、外洋玄海HP参照(http://www.jsaf.or.jp/genkai/arirang/07/18thArirangRaceORC.pdf)優勝はKOR77,Snark7,Contest55cs(写真)我々は7位、着順では9位、長さで負けた船はいないことが慰めか。表彰ではファーストホームによい賞品、特別賞の片倉賞修正4位があることが特長に思えた。パーティーはかなり和やかで食材も豊富、場所もよく楽しく過ごせた。3位のMetaxaとは市長盃で我々が逆転したこともあり話題に花が咲きパーティー後に北河他が小戸ハーバーへ訪問したようだ。Metaxaに同乗した一人が33Sでハウステンボスでスクラッチしたいと申し込まれた、望むところだ。
博多どんたく
どんたく祭り見学
バトントワラー、ブラスバンド
民謡会、・・・・
15時頃、中村一人でどんたく祭り見学に。地下鉄で中洲川端へ、パレードの最中、バトントワラー、ブラスバンド、民謡会、・・・・エントリーNo7百番台のコールが案内されている。たくさんの団体が次から次へ行進していく。見物客も沿道にズラリ、呉服町から天神まで1km以上の間を踊りながらの行進、何箇所かに審査員席、投票所が設置されていた。
5月4日
博多どんたく2
次から次へ終わりの無いほどの団体。18時過ぎ疲れて帰艇、夕食はマリノアシティーで、航海記をまとめず寝てしまった。
5月5日
博多待機
昼食は三色おにぎり
雨対策でシートを2枚合わせ
太刀魚を購入し煮魚
今日の予報は一日雨、無理することはない、待機と決め、たまってしまった航海記の整理をした。写真もたくさんの中からピックアップ、釜山レースのCD、ホーネットの写真、良いものがある、北河が中心で何時も手を振っている。なるべく全体が良いものを選択し掲載。結局まとめには午前中一杯掛かってしまった。遅れて済みませんでした。昼食は三色おにぎりを購入、野菜炒めを作った。午後は切断してしまったジブハリヤードの交換作業、まずは引き抜いて同等のものを購入、小戸ハーバーのショップ、松雪さんの紹介で値打ちに分けてもらえた。予備バッテリーが不調なのでこれも交換、近くのコウナンホームセンターで購入、重たいが自転車で運搬できた。雨対策でシートを2枚合わせ万全にしたが、雨の予報は外れ、たまにしか降らない、こんなことなら出航できた。でも良い休養と作業が出来た。夕方、自転車でスーパー銭湯、これで4回目、1度は車で来たが3度が自転車、その自転車で来た3度とも帰りに雨が落ちる、今回もだ。夕食、久しぶりに魚料理、太刀魚を購入し煮魚に、ようやくクルージングモードに戻った感じ。
5月6日
平戸
雨模様の平戸水道
水族館風呂、洗面の前に魚が泳ぐ
刺身の盛り合わせと鯵のみりん干し
5時半起床、曇り空、雨は一応上がっている。早速天気予報確認、午前中は雨が残り午後には薄日の予報、風も北より最大7m程度か。予定通り7時出港予定で進める。朝食は定番のおじやと野菜炒め、味噌汁。6時40分もやいを解き出港、徳島のシルバーフォックスも一足先に出て行った。曇り空、4ノット程度の風、能古島の東を抜け志賀島に向け、玄海島の南から福岡湾を後にする。8時過ぎ、風が少し上がり、機帆走で6ノットをキープ、呼子に向けているが視界悪く先は見えない。10時、姫島沖を通過、一時、青空も見えたがまた曇ってきた。波も静かで余裕がある、コップと皿の底に滑り止めを貼った、これでデッキに置いても滑りにくくなるはずだ。11時、呼子の北、加部島通過、12時昼食時から雲行きが怪しくなりポツポツ、風も少し上がり10ノット超、順調ではあるが雨はイヤだ、この雨、結局は平戸入港後も降り続き、雨中のクルージング最長時間になってしまった。14時前、ようやく平戸の山並みが見え、平戸水道は追い潮+2、写真は雨模様の平戸水道、灯台下白波は潮の流れで波立っている。14時半には雨の中を接岸、桟橋係留の手続きを済ませティータイム。シャンティー渡辺さんに連絡、現在上架整備中でパールシーには居ないそうだ。我々は明日の昼頃入港しヨットを整理、明後日は陸路か、空路で帰る予定だ。平戸温泉、観月の湯、今回は天気も悪く露天風呂を敬遠し水族館風呂に、水族館は鯛を始め色々な魚が泳ぎ亀もいた。洗面の前に魚が泳ぐ、一度は体験も面白い。夕食、刺身の盛り合わせと鯵のみりん干し、値打ちにいただけありがたい。とりなんばうどんが美味しい。
5月7日
佐世保へ
カワハギとバリ
静かな平戸瀬戸
サカナ煮付ニツけは夕食用ユウショクヨウ
5時半起床、雨は上がり、風も無い絶好の天気。潮止まりの7時前後には出港したい、早速朝食の準備。桟橋に軽四が停まりおばさんが何かしている、覗いてみると魚の整理している。今朝、定置網で獲れた物、早速いくらか分けてもらおう、鯵、飛魚、カワハギ・・・・カワハギとバリ(この地方の呼び名だろう)三匹ずつ分けてもらい500円、煮付ければ美味しそう。朝食前に捌いておく。6時40分、朝食後もやいを解き出港、潮止まり、静かな平戸瀬戸だ。この後、向かい潮に変わるので静かなうちに大橋を越えておきたい。大橋を越えたところでセールアップ、魚の煮つけをし夕食に備える。9時、牛ヶ首通過、10時過ぎにはパールシー着岸。
5月7日
九十九島観光
こんな所をあの観光船が通るのか?
幅10m?深さは10m以上
松浦島、アミーバーの形
入港手続きに行って料金の話が違う、どーも係留場所の問題からか(一番良い桟橋しか利用できない)1日2000円の日割り契約だと言う。これでは一ヵ月6万円になってしまう、!!!まず5月分23日分を支払って欲しいと言われ現金が無いので後刻にしてもらった。艇に戻り思案、渡辺さんに電話相談、渡辺さんが現在上架中のハーバーにお願いしたいがハーバーが今日は休み、明日にならないと了解が取れないと言う。昼食後、ヨットの片付け、清掃を実施、渡辺さんのいる第一ヨットハーバーに行ってみよう、ついでに九十九島湾島巡り観光をしようと案内書のパフレットをいただきさあ出港。パンフレットの航路を確認しながら島の名前とGPSでのチェック、こんな狭いところを通れるの?でも広いほうは浅瀬がありそう、幅10m?こんな所をあの観光船が通るのか?深さは10m以上、行きます。スリル満点、私も色々チャレンジしているが緊張の連続、こんなのは初めてだ。続いて松浦島、アミーバーの形、この入り組んだ入り江の中を行く、観光船のコースだから行けるはず、この信念で進めると深さは十分あり、確かに楽しめる入り江と海岸線である。どん詰まりまで進みUターン、狭い閉鎖海域のなんともいえない雰囲気、初めてのことでゆっくりは滞在する気にはなれなかった。
写真、シャックルキーで指しているところが松浦島のドン詰まり
5月7日
九十九島観光2
桂島(左)と牧島(右)の水道、
狭い間隔が分かるかな?
今夜はカワハギ、バリほか沢山タクサンイタダいた
入口まで戻ると観光船が入ってきた、狭いところでの行き会いでなく良かった。それなりの広さに出るとホッとする、渡辺さんの居るハーバーに向け進め、一番奥まった下船越、第一ヨットハーバーに着く。係留予定場所の確認後、接舷、渡辺さんと懇談、ハーバーマスターが居ないので最終確認が出来ないが何とか安全で値打ちな係留ができそう、これからの予定と泊地情報を聞きパールシーに戻る。今夜は魚のオンパレード、今までの3倍ぐらいの食材を平らげた、カワハギ、バリ、アジ干物・・・・・せっかく低い体重を維持してきたのに心配である。明日は、係留場所の移動後に蒲郡へ帰る予定。
5月8日
佐世保係留
第一ヨットハーバーに係留
中央チュウオウ桟橋サンバシ
九十九99シマワン案内図アンナイズ
9時前、渡辺さんから電話、係留の了解取れたとのことパールシー事務所に係留中止の連絡をし出港。昨日の航跡をたどり第一ヨットハーバーに移動、係留方法を確認し沈んでいるロープを取り、係留完了。実は、前係留艇がロープ処理を正しくしなかったようでバウロープはブイがあり直ぐに取れたがスターンロープに道糸がなくこれを捜すのに一苦労、4爪アンカーで何度もチャレンジ、もう駄目かと思われた6回目、ようやく引かかりました。完了までに12時を過ぎてしまいました。昼食は用意していなかったのでラーメン、マリーナから冷えた缶ビールの差し入れがありこれをいただいてからタクシーで佐世保駅へ。そんな訳で自宅へ帰ったのが21時になってしまいました。皆さん応援ありがとうございました。5月の土日はハーバーに行きます。土産話を聞いてください。6月には沖縄へ向けて再出発の予定です。それまで航海記はお休みです。