理事長杯総合優勝コメント

久々の優勝

アルミス5 稲垣

 5月28日のエリカカップを最後に14
 年間乗り続けたアルミス3(スイン
 グ31船齢18年)をラグーナにお嫁
 入りさせ、翌週に大阪からアルミス
 5(JV9.6船齢10年)を購入しました。
 アルミス5での初戦6月18日早朝レ
 ース、竹竿を「く」の字形にキールと
 ラダーに引っ掛け、気が付いたとき
 にはすでに遅く、着順4位、修正8位
 と低迷。7月16日ナイトレース、豊橋
 ブイをトップ回航、渥美火力前で前線
 通過に遭遇し激しい雷と突風を何とか
 しのぎ野島をトップ回航したものの、
 
その後の微風を上手く走らせることができず・・・・。しかし、JV9.6の順風での走りに手ごたえを感じること
のできたレースでした。8月6日蒲郡マリンカップ、ケーニッヒ(3回連続優勝)に遅れること26秒でフィニッ
シュ、同型艇に対しほぼ同等の走りができレーサークラス2位、同型艇との競い合いでJV9.6の走り方に
自身が持て、満足のいくレースであった。
今回、理事長杯プラス3月MCCポイントレースと言うことで、「アルミス5初優勝」を目指して頑張りたいと
闘志を燃やし望んだレースであった。週末に台風10号が九州に上陸、順風のレースになればと思って海
に出たものの、ほとんど風は無く超微風、照りつける夏の日差しが眩しいレースとなった。スタートは混み
合う本部船を避け、本部船からマークに向けて流しマークよりをジャストスタートする。スタート後すぐに南
に風がシフトし順風になり大島沖のブイを目指す、風の振れが味方してくれトップを帆走、風に恵まれた
気持ちの良いレースとなる。
ホーネットに追いつかられながら大島沖のブイを何とかトップ回航、すぐにタックしマークに向かう、オーバ
ーセールと思ってマークに向かったが風が東にシフト、無理して上らせクローズで艇速を落としてしまう、
上に位置していたホーネットに追いつかれマーク回航はホーネットと同時となる。その後、ホーネットがス
ピンの準備に手間取る間にスピンアップ、ホーネットを抜きポートタックのアビームにて大島沖ブイに向か
う。大島沖ブイをトップ回航までは良かったが、普段から練習をすることの無いアルミス、新しい艇になっ
てから一度もしたことがないジャイブに手間取りホーネットにマーク内側を取られ万事休す、成す素手の
無いままホーネットのスターンを見ながらフィニッシュする(涙)(T^T)。

今回、7マイルを55分36秒で完走、ホーネットに遅れること13秒、2着でフィニッシュ。
新しい艇に変わり4戦目、昨年5月の春のチャンピオンシップ以来の1年3ヶ月ぶりの優勝することができ
ました。そして、先ず目標であった優勝ができましたが、残念ながらクルーワークのミスからファーストフォ
ームを逃がしてしまいました。
次の目標は大昔にあったような気がするファーストフォームを目指して頑張りたいと思います。

2