今回は、フリーが多かったですが、前日に『風が弱ければ、風に対し角度をつけて走りなさい』と
言うアドバイスを貰っていたため、常に心がけ、不得意なフリーでも稼ぐことができました。
結果クラス優勝!オープン総合11位にくい込むことができ、うれしい日曜日を過ごすことができ
ました。

写真は表彰後、カップを手に喜ぶホープメンバー
                                            ホープ 石倉


【SUPER WAVE 】
4月2日の進水式以来、MCCポイントレースに
続き、エリカが3回目のレース。
平均年齢40後半のオジン軍団。メンバーの一
部は仕事や地域行事と重なり、長坂オーナー
もレース運営側。女性ゲストも含め7名で何と
かスタートラインに立つ事が出来た。
スタートは、微風と第1マークの位置を考慮し、
アウター寄りかつ潮で押し出されないようライン
の少し内側で位置取りするつもりが、風上集団
のブランケで、ドツボのスタート。
ようやくフレッシュで走れるようになった頃、周
囲は、上手Odyssey、下手Baroness、後方は
Oceanid(順位は約20番台後半)。
先行艇はというと、MCCのライバル(と我々が思っている)Eldorado2や御津のライバルSelfigh&
Capricious5、Satsukiは、はるか前、『今年のエリカは終わった』と内心思った。しかし、ここから
SUPER WAVE ?の起死回生の走りが始まる。
ジャイブ後、第1マークへのポートスピンランは潮を考慮し、ラムラインやや上位置キープ。結果、
先行艇団との距離を詰める。
第1マーク回航はこの順位だとダンゴ状態。各艇、内側を狙い失速気味。微風(3〜5knot)で東
から南へ振れる予報を信じ、第2マークへはポート下手先行位置でスピード優先の走りに徹した。
途中、風域の違いもあり、風上艇団とゲージが開きタックを返すか否かかなり迷ったが、待ちに
待った南への振れ、結果ブローもいち早く受け、スターボへ返したタックで10数艇をカモった。
(これだから、ヨットレースはやめられない!)
第2マーク回航後、最大VMGを得ようとブローの中を位置取りしたため、ラムラインより高目で走っ
たが、かすんで見えなかったSatsuki、Danryu、Flankerを視界に捉え、スピントリムに気合が入る。
途中、ORCの朝鳥に下突破、GUSTには上突破されながら、最後はポートのスピンランでLuna
Rossaに続き9位フィニッシュ。
今回は、最悪のスタートから風の振れと潮の影響を利用し、何とか順位挽回のレースが出来、
一皮剥けたSUPER WAVE ?でした。
(総合9位、クラス2位)
                                            SUPER WAVE 河村



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