だが喜びもつかの間、トラブルを解消したホーネットはボートスピードにものを言わせてあっと言 う間に前へ出て闇の彼方へと吸い込まれていったのでした。(あっけにとられる) 何とかホーネット他の船尾灯を追ううちに松島の西側へ。(予定のコースと違うが、ま、いいか) おかげで、島の間を通過したアルミスに追いつくことができた(ここで逢ったが百年目!)のです が、スピンランで抜けない。それどころかしばらくして風下からエルドラードがジブでどんどん上が ってきて並んでしまい、仕方なく一旦下へ下がるハメに。、これでまたまたアルミスにおいてきぼ りをくらってしまった。一色・生田鼻はアルミスの後4番手で回るが、ドラマはこの後に起きたのだ った!生田鼻回航後、とにかくアルミスの後ろにいてはレーティングで優位なアルミスに勝てな いということで下へ針路を落とし一旦は梶島へ向かう。ところがしばらしくして先行する陸寄りの DBと沖へ出たホーネットの旗色に差が出てきた。西浦手前の陸よりはヤバそうだと意見がまと まり、沖へ向けタック。この頃にはアルミスとの位置関係が逆になり、アルミスはどんどん陸より に突っ込んでいく。これでまだ勝負になるぞ!(と、ボーッとした頭で意気込む) 西浦半島手前からはさすがにこちらも風が落ちてきたが、ここはまだ何とか凌ぐことができたの で後続の2艇を引き離すのに成功!(やったね)(^_-)v こうなればあとは根性!先行2艇は仏や 小島へ達するも、すぐに視界から消えることなくウロウロしている。おかげで、半島をかわしたあ との無風地帯でも何とか空気の動きを拾い、引き波にたたかれ何度となく止まりながらも集中し 続けることができました。しかも自艇が小島を過ぎてからは風向きがよく、フィニッシュラインまで 良いアングルがとれてラッキーフィニッシュ!盆と正月がいっぺんに来たような楽しいレースでし た。海の神様に感謝! オデッセイ K |
帆走委員が帆走指示書の確認を忘れたため口頭の帆走指示書になってしましい迷惑をかけま した。早朝レース、ナイトレースは事前準備、確認をしておかないとこのようになります。レース 委員にお任せすることなく今後の担当帆走委員は自身で事前準備、確認お願いします。 スタートマーク設置をホーネットが依頼を受け準備したのですが、アンカー設置時にライトがマー クから外れ紛失、急遽リミットマーク無しの赤、赤スタートに変更、ハンドマイクでお知らせすると いう事態になりご迷惑をかけました。 といったことからかホーネットは全艇のスタートを確認後下から最終スタート、大島手前でガメラ を捉えた後、小島寄りを豊橋を目指しました。スタートをうまく飛び出したのはアルミス、向かい 風の中、豊橋を目指す各艇はタックを繰り返しながら順調に進みます。豊橋廻航はダンシング、 アルミス、エルドラード、ホーネット、オデッセイと続きました。 野島へ向かう途中、ホーネットの滑り悪い、レーティングの割には滑らない??先行艇から離れ てしまう。そのうち急に悪くなりエルに置いてかれさらに後続のオデッセイに抜かれてしまう。 これはと艇を風に立てスピードを0に、再度帆走開始、よかった、風が落ちたりしたがオデッセイ に並び上突破、さらに風が落ち、先行艇にも追いつきだした。再び前からの風をつかみダンシン グが先行、ホーネットはアルミスとエルドを捉え2位に浮上。野島はD,H,A,E,Oと続きスピン アップ。DとAは篠島松島間をH,E,Oは松島西を少ない風の中スピントリムに専念、出漁してい く漁船をかわしながら角石を目指す。ホーネットは角石でダンシングに追いついたもののスピン 回収に手間取る(先月の早朝レースに続きまた発生、この原因がよくわからないままパールに 臨んだのがパールの敗因の一つでもあった)いつのまにかDBは上手遥か彼方に行ってしまった 。せっかく追いつきこれからという時に大失敗である。 一色はD,H,A、O,Eの順、これでまたアルミスにやられたかという感じ、生田を廻航しいよいよ 問題のレグ、どう攻めようか?なんとかファーストホームを盗りたいがDBに追いつくにはかなり離 されてしまった、このまま同じコースを帆っていたのでは難しい。セオリーでは岸よりに突っ込みた いが・・・DBがどう出てくるか一つ沖出しタックをしてみよう、やはりタックしてこない少し沖だしし て再度タック、DBを上手から追いかける形、後続の3艇もタックせず沖島、梶島間を目指してい る。 やはり西浦沖でドラマは始まりました。いつもは西浦を過ぎてからだが今回は西浦手前で始まっ た。先行するDB、沖島と西浦の間に進むが風がない、我々沖から見ていると岸に風がないこと がよく見えた、その海域にDBとAが進む我々にはまだ風が在る、Oがタックし沖に出る、DBもタ |