周期的に振れて、ウエザー近くの先行艇の上り角がばらばらになっているのがよく分かる。我々は
最短コースを進めるよう最良のタックを選んでしっかりと上り回航した。

蒲郡まではアビームだが、この海面には三ヶ根の山々が数本のブローライン作るので、これを渡っ
てゆかなければいけない。DBV購入以来、このブローに対するコントロールに随分悩まされ続けて
きた。気を抜くと切り上がって風に立ってしまうのだ。ツイストだのトラベラーだの、いろんな人の薀蓄
を嫌と言うほど聞いて来たが、未だに"もの"に出来てないのが実情だ。
細心の注意で切り抜けて蒲郡を回航後、豊橋へは迷わずスピンアップ!実に気持ちのいいプレーニ
ングで前との距離を徐々に詰めてゆく。ジャイブも決まって折り返しをすると、風は正面!左右どちら
が有利か?よく言う"大島のブランケ"を使うか?波の方向はどうか?タックの回数を極力少なくする
事は言うに及ばず、GPSもチェックして相対位置にも気をつける。復路の蒲郡回航でやっと先頭に出
ることが出来た。ウエザーまでは思いの外、前から吹いてヒール起こしに余念がなかった。

後続との距離は十分ある。最終レグはデッドに近いフリーだったけど、そのまま流し込めたのでラッ
キーでした。今日はパーティーもあるので、そのまま海陽に帰ろうとハーバーのすぐ南を進むと突然
の減速感!おゃ?オンザサンド?こんな所で?そのまま抜けてしまったが、振り返ると突っ立った船
がいて一同、冷や汗と驚き!蒲郡荘では「走れるようになったじゃん」と皮肉とも祝福とも取れるよう
なお言葉を頂いて、ただただ感謝の一言であります。皆様、ありがとうございました。


4月スモールクルーザーレース

結果

レース名 4月スモールクルーザーレース ファーストホーム バイキング
コース S→蒲郡No8→F 優  勝 リトルウィンディー
艇名 GTA TSF 着順 所要時間 修正時間 順位 得点
リトルウィンディー YAM21R&CTR 775 0.7742 2 2:37:44 2:02:07 1 10.25
バイキング X79 740 0.8108 1 2:36:35 2:06:57 2 9
アヤ YAM21S 780 0.7692 4 2:47:18 2:08:41 3 8
ホープ YAM21C 785 0.7643 5 2:48:55 2:09:06 4 7
ジュノー ERIOT6.5 740 0.8108 3 2:40:19 2:09:59 5 6
メーベ YAM23 760 0.7895 6 2:49:40 2:13:57 6 5
ハニービー YAM23 760 0.7895 C     6

優勝艇コメント

スモールクルーザー初戦

Little Windy 高雄

 いよいよ今年のスモールクルーザーレースが始まりました。
胸の高鳴りを抑えながらレース前の大仕事(船底掃除)を行うためレース当日朝7時に中村さんとク
レーン下で待ち合わせ。この日は、私達の艇を含む3艇を上下架する事になっていました。
幸い我がチームの石川君がクレーンの免許取得者であるため気楽に作業ができます。3艇と言うの
は、私達・ホープ・アヤでした。作業を素早く進めるため3艇が協力し作業し無事レースに参加する準


2