6月ポイントレースもダンシングビーンが制す

梅雨の最中の6月18日、6月のポイントレースとなる梶島ブイまでを周回する早朝レースが9艇の
参加で行われました。レース結果は4月、5月に続くダンシングビーンの3連勝!続いてホーネット、
また昨年ヒューマンエラーから痛恨のミスコースを犯したオイデッセイが3位に食い込んだ。
このままダンシングビーンの独走を許さないためには、ホーネットはもちろん、今回からニューモデ
ルを投入したアルミス、うらなみの奮起が期待される。


レース結果

名称 MCC6月MCCカップレース
コース S→小島→豊橋No1→梶島→豊橋No1→小島→F
距離 11.4マイル スタート時刻 7:00:00 風速 5m以下
着順 着順船名 TSF TMF (A) 到着時刻 所要時間 (B) 修正時間 (A*B) 修正順位 得点
2 ダンシングビーンズ3 635 0.9449 12:35:05 20105 18997 1 20.25
1 ホーネット 620 0.9677 12:34:03 20043 19396 2 19
3 オデッセイ 655 0.916 12:54:36 21276 19489 3 18
8 ベベ 700 0.8571 13:24:57 23097 19796 4 17
7 セレスティーヌ 665 0.9023 13:10:05 22205 20036 5 16
5 マーメードプリンセス5 650 0.9231 13:06:18 21978 20288 6 15
6 ウラナミ8 645 0.9302 13:06:22 21982 20448 7 14
4 アルミス3 630 0.9524 12:58:06 21486 20463 8 13
9 はまゆう 665 0.9023 13:28:14 23294 21018 9 12


優勝艇コメント

by  DBV  M.A
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海へ出て見ると「結構、降ったんだなぁ〜」と思わせる海面を浮遊する「ごみ」の多さ!週の後半はチー
ムのY氏と中国、重慶に出張していたので、この辺りでこんなに雨が降った事を知らなかった。最近は
中国と言っても、どこのホテルに泊まってもNHKのBSを見る事ができるので、日本の天気は知ってい
るつもりだった。しかし、本当に大きな流木が、あちこちに散乱して浮いている。いやな予感は的中する
ものだ。「しっかり見張りをしよう!」と皆と申し合わせるが、右へ!左へ!と進路変更の声が頻繁に掛
かって忙しい。過去、何度もこの紙面を借りては書かせてもらった「ごみ」と言えばダンシング、ダンシン
グと言えば「ごみ」?とにかく、我々ほど「ごみ」に悩まされたチームは無いと思う。
まだ記憶に新しい30センチ四方はある買い物袋の取手をペラに巻付けたまま走ったエリカや無数に藤壺
が付いた5メーター位の竹竿を「く」の字形でキールに引っ掛け、引き摺り回った理事長杯など、数えたら
切が無い。だけど、何より一番痛いのが、この「ごみ」に対してめっぽう弱いDBVの水車型をしたスピー
ドメーターのインペラ。あんなに気を使って走ったのにやっぱり折れた。既に折損は毎年1個以上のハイペ
ース!で、これがまた結構高いので顔が歪む!今日も梶島の手前でメーターが"0"になったので、恐る
恐るバウの船底からセンサーを引き抜くと案の定、羽の一枚が折れていた。「あ〜もったいなぁ!」お札
に羽が生えて飛んでゆく姿が脳裏をかすめたのでした。

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