レース後のパーティーでは各艇のコメントに本日の「ごみ」について思い思いの弁解を聞かせてもらい自
船不振の格好のネタにされておりました。「失礼!」
さて、レースの方は紅灯側には風が無く、風のあるリミット側から時間までラインを流す感じで、集団から
離れてフレッシュを掴みながら船を止めないようにスタートさせました。集団ではいろいろあったようです
が良く分かりませんでした。豊橋まで快調に飛ばす?が、どうも上にいるHの方から風が入る様で、徐々
に差がついてしまう。豊橋を回ると、そのまま上りにして沖へ延ばすが、Hはタックして西浦へ。
急いでGPSをチェックすると、やはりポートの方が角度が浅く有利?と読んで我々もプロパーコースの右
側に出た。風は西浦まで十分ありそうだが、この進路には本船が3隻停泊していて、行く手を防いでいる。
Hは上り切れず?真ん中の船の手前でタックして再び沖に出た。それを見ていた我々はかろうじて交わ
す事が出来たので、そのまま西浦への距離を詰めて行くことにした。でも、さすがに西浦を交わすことは
出来ず、適当な所で沖へとコースを変えた。プロパーコースまで来ると、再びポートに返すが、さっきより
も角度が浅くなっている。こんなタックを繰り返すうちに遂にHとミートの瞬間がやって来ちゃった。距離
が在る内は明らかに先だったが、近くなると、そうでも無くなって、恥ずかしながら?「スターボー」の声
を掛けさせて頂きました。Hは下で受けたのにもかかわらずフォープレスを物ともせず、 そのまま前に出
て行った。この間、我々はミートから彼らを垂直に見る時間を計って、早いだの遅いだのとやっていた。
そして、梶島へのアプローチは権利艇のHに十分な余裕を持って回航。
スピンランになるとHの上になってトップに躍り
出た。引き離しに掛かるが、世の中そんなに甘いもん
じゃぁ無い。お決まりの「魔の海域」西浦に来るとカー
ムに捕まる事になる。スピンを諦めてジブにするがHと
逆のタックで同じ方向を向いたり・・・。
毎年ここでリスタートになる?「やだ!絶対にやだぁ〜
!」と思っていると沖に濃い部分が見える。やがてあれ
が来る事を祈っていると、そよそよと来た!と思ったら、
もうHは走り出している。こうなると豊橋までは一本で、
回航してからもフィニッシュまで一本。残念ながらスピ
ード競争ではHには追い着けない。それよりも後続艇
の離れ具合が気になるところ。豊橋を回ったところで
時計をチェック。十分に距離が在ることを確認しながら
無事フィニッシュ出来ました。ところで、久々の好成績
に湧き上がったエリカの表彰式には残念ながら参加で
きなかった。また個人的にも20年連続出場の快挙も逃
してしまった。お客さんのご子息の結婚式に招待され名古屋の空の下でDBVの快走を祈っておりました。
後日、話を聞くと、どうもパットしないレース展開だった様ですが、毎年MCC軍団の活躍ぶりには目を見
張るものがあります。東海、いやヨット界にMCC有り!これからも頑張りましょう!MCCの皆さん!
それよりハニービーの記事が楽しみだぁ〜ねぇ、舵の。乱筆乱文にて

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