そして西浦半島先端でなんとか抜くことができた。後残るレグは、小島の後のアビームだけ。ブロー チングさえ気をつければ何とかそのままの順位でフィニッシュできるだろう。そして、なんとか2位で ゴール。ホーネットとは、かなり離されたので結果2位かな と思っていたがなんと1位!かなりラッ キーなところが多かっただけにこれもヨットレースのいいところ。 コミッティーなのに優勝まで頂きありがとうございました。 |
必死に泳ぎ続けるM氏 |
超微風状態が続き、この調子ではフィニッシュできない!?と 勝手に思い込んだのかどうか定かではないが、こういう時に 救難訓練を始めてしまった人がいた。まず、しおれたセールを 伸ばそうとボートフックでつついていたが、それを落とす。 つかさず海へ飛び込みボートフックを追った。ただ、いくら超微 風とはいえ、毎秒数十センチの速度で艇は走っている。ボート フックへたどりつく迄は良かったが、帰りのことまでは考えてい なかった!?M氏の危機が迫った。その時である。いつも沈着 冷静な編集委員Kは艇に用意されていた浮環付きのロープを 投げ入れた。M氏はかろうじて浮環まで泳ぎ着き、九死に一生 を得たのである。艇に引き上げられたM氏はヘロヘロ状態であ ったのはいうまでもない。(良い子は真似をしてはいけません) |
やっとロープにたどり着く |
体力を使い果たしロープに引かれるM氏 |