なんせい第46回鳥羽パールレースから


スタート直後のホーネット
    ホーネットのパールレース    中村


年初に新ホーネット、Y33Sを進水させたものの
練習活動も天候に左右されままならずMCCレー
ス参加が初乗船、艇の性能確認をしてから秋の
ジャパンカップ参戦、セールの新調を検討したい
との思いも時期が遅れ気味であった。
MCCレースではイマイチの成績だが五ヶ所湾合
同レース、エリカカップでは、相手艇のミスもあっ
て上位を確保、ようやくその気になって、6月早
々にグループ内で資金計画、休暇計画を検討の
結果、IMSを取得しジャパンカップ参戦、パールも
IMSで参加しようと決めました。
IMSの取得も日程的にかなりタイトであったが、おかげさまでなんとか取得、証書が手元にきた
のは艇長会議でした。セールの新調もハリケーンの伊藤君がトランスパック参加もあり忙しい中、
16日ようやく納入されました。IMS参加はシュビシュバ、ホーネットを始めたったの4艇、チャンス
は十分あるものの180マイルの長丁場厳しさに変わりはない。船底磨きも完了、
準備も整いました。参加メンバーは中村、正木、高橋、十八日、田中、杉浦6人以外は仕事の
都合等で駄目、2人の追加を検討していたところべべ都築君、マーメイド多田君の了解が取れ
8人で参加。20日には中村、田中とシロート福田さんの3人で出発、途中大王波切港に寄港し
干物で一杯、翌朝出発し麦崎定置網、神の島付近を調査しVOCに入港、福田さんは帰蒲郡。
22日朝、後発組みが到着、天気、風、波の予報を再確認後出港、途中漁港によって氷を沢山
調達しいよいよレースである。ニューセールはいい!あげるだけでカーブが出ている、これなら
いけるぞ!1回目のスタートはゼネリコ、再スタートは20分後、本部船の自衛艦が流れている、

神の島廻航後のスピンラン
号砲一発、オールフェアー、南風に乗って一路
神の島へ。ホーネットは本部船寄りマークタッチ
ギリギリかろうじてクリアー、先頭を行くラッキー
レディー、シュビシュバを追う、一部スピンを揚げ
る艇もあるが我々は無理せず、よい風を受け快
走神の島は10番手ほどか、ここでスピンアップ
利島へ向かう。風が落ちスピンを回収しようとし
た時トラブル発生、ハリヤードが降りない??
まただ!今回はどうにも降りない、ジブを降ろし
ボースンチェアーでチェック。後続艇がどんどん
追い越していく、特に沖寄りが滑っている、(後
で聞くと朱色のスピン、臥龍は沖寄りをスイスイ
と抜いていった)イライラしても始まらない、よう
波の向うは浜岡。うねりの大きさが分かりますか?写真を比較してください。追風12ノット程、うねりに乗って居眠中

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