7時起床、霧がある、天気は良さそう。 朝食後、霧はさらに濃くなった、港口が見えない。(写真)出港を延期せざるを得ない。 8時過ぎ、野母の朝市を見学、人出の多さにビックリ、レジの前に20人以上が列を作っていた。地元の魚のほかに野菜類、花も販売している。我々もトマト、モモなどを購入した。(写真) 9時過ぎ、風はあるが一向に良くなる気配がない、ペーロンの練習のため桟橋を移動、10時前、長崎出島ハーバーに係留の予約電話、長崎の霧はたいしたことないようだ。 10時20分、霧の中を出港、港を出てからさらに霧は濃くなった。以前来たときの航跡をたどり軍艦島に向かう、軍艦島にかなり近いはずなのに何も見えない、その前に右側に小さな島が見え出した。GPSチェックするが軍艦島より先に見える該当の島が分からず、不信感が。少し軍艦島方向に寄ると岩に砕ける白波が見える、島は見えないが目の前が軍艦島だった。左の海面は霧が濃く、右は薄かったのだ。 航跡どおりに迂回していると軍艦島の北端の堤防が一瞬見えてすぐに消えてしまった。かなり濃い霧、視界100m以下、気持ちは出港を早まったと思うが、引き返さず進む。 次は高島、横に見えているはずなのに全然、急に目の前に釣り舟がアンカーリング、そして消えていく、こんな霧の中で釣りをする気持ちがわからない、多分、釣り始めたときは場所も確認していたが、霧が濃くなって動くに動けない状態、やむを得ず釣りを継続しているのではなかろうか。昔、石廊崎で遭遇した霧の中と同じ雰囲気、今回は信頼できるGPSがあるから見えなくても若干の不安はあるものの進めることができている。 次は伊王島、通り道の右に瀬があるがはず、何も見えないが左に釣り舟が現れ消えていく。伊王島の北端(写真)、ここは瀬がないので思い切りに近づき確認、ピタリだ、やはりGPSは信頼できる。回り込むと霧が薄くなり写真が撮れた。
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