6時起床、曇り空、視界が悪い、暑い一日になりそうだ。 朝食後、氷を仕入れているとき急に霧が立ち込めてきた。港口が見えなくなった。 天気予報では対馬海域に濃霧警報を出している、その端になる海域に入るわけでその内に晴れると予測、しばらく待機も考えたが出港を決めた。 ここ福江は定期船も多くなるべく航路から外して進めようと島の端をたどりながら進める。まず、竹の子島、屋根尾島伝いに、肝心の島は霧ではっきりしない、島の頂上だけが見える(写真)。続いて多々良島、霧が濃くなり何も見えなくなった、軍艦島ほどでは無いがひどいときは300mほどか、こうなるとGPSだけが頼り、たまにエンジン音だけが左から追い越していったり・・・・相手が見えない(写真、霧の中の見張り)。一度は定期船が結構なスピードで追い越していくのが見えた。 久賀島にかかる、やはり山の上が見えるが海岸が見えない。奈留瀬戸の入口(写真)、一時はかなり悪かった視界も少しづつはれだした。瀬戸に入ると向かい潮、視界も良くなりスロットルを上げるが最大マイナス3.5、対地が3を切ってしまうこともあった。平均マイナス2程度。
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